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有名な姉妹ドメーヌのルイ・シュニュ！ 高級レストランでカモ料理のお相手と して登場する絶品赤ワイン！ サヴィニ・レ・ボーヌの1級畑！
キャロリーヌとジュリエット・シュニュ姉妹の祖父、ジャン・シュニュ氏が造ったSavigny-les-Beaune 1er Cru Haut-Jarrons Rouge 2015をご案内できることになりました。姉妹の父、ルイ・シュニュ氏が公式にドメーヌを継承したのは1990年で、この2015年はジャン氏が公式に手がけた最後のヴィンテージです。 フランスの法律で、現ドメーヌとしての「ルイ・シュニュ」社では前ドメーヌが造ったこのワインは販売することができません。したがって、これまではシュニュ家の食卓のみで、お祝い事などの席で開けられていました・・。 しかし今回「ジュリエット・シュニュ」を運営するクルティエ会社の扱いとすることによって販売することが分かり、残りの全量を予約しました。品質は素晴らしく、ブルゴーニュの古酒として理想的に熟成しています。 なめし革や深炒りコーヒーのような古酒特有の風味に加え、本来の果実味もまだ十分に感じられます。口当たりも理想的に滑らかです。 ちなみに、意見を聞くために別のボトルで試飲してもらったルーデュモンの仲田さんも絶賛し、「もっと早くに言ってくれれば、喜んでレア・セレクションにしたのになぁ」とぼやいていました（笑）。 美人姉妹が美しいワインを造り出す、と言うとアルザスのファレー姉妹(ドメーヌ・ヴァインバック)を思い出すが、ブルゴーニュなら、このシュニュ姉妹だ。彼女たちのワインは彼女たちの外見や立ち居振る舞いと同様、いい意味でスマート、軽やか、そして何よりも繊細できびきびとした躍動感に溢れている。花火で言えば、派手ではないが、鮮やかな印象を残す線香花火のようで、ナチュラルに弾け出す果実味はピュアそのもの。初めて口にした時は、「ブルゴーニュのピノ・ノワールの、この感じ！すっかり忘れていた！」と、目からウロコが落ちる思いだった。シュニュのワインは、時にこじれもする飲み手の「ワイン観」を、あっさりと解きほぐしてくれる。「素直に美味しいことこそ、楽しい」というワインの原点を思い出させてくれるのだ。 シュニュの強みとは、この土地で4つのプルミエ・クリュを造っていることになるだろう。彼女たちは北側に3つのプルミエ・クリュ「オー・クルー」「レ・ラヴィエール」「レ・タルメット」を、南側には「オート・ジャルロン」を有しているのである。「クラシックな長命さ」という意味では北側の「レ・ラヴィエール」が並び、こちらは若い頃は艶やかに熟した黒い果実の風味が非常に豊か。だが熟成すると奥に潜む石っぽいミネラルが前面に出てきそうな硬質さがある。シュニュの中では最も男性的なスタイルだ。	サヴィニー・レ・ボーヌ プルミエ・クリュ オート・ジャロン 2015年 ドメーヌ・ルイ・シュニュ ルイ・シュニュのプルミエクリュ唯一の南側の畑。0.75ha。平均樹齢35年のVV。新樽比率は20％。「4つのプルミエクリュの中でもっとも骨格が大きく、深いコクのあるワインです」。