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ドメーヌ・デ・テールジュレスは1989年にドメーヌ・コント・スナールのフィリップ・スナールが取得し、全く同じ姿勢で管理、醸造、販売まで行っています。ドメーヌ・コント・スナールは1857年創業の老舗。アロース・コルトンの小さな村にセラーがあり常に優れたワインを生み出しています。現在、アロース・コルトンを中心に9haの畑を所有し、中には5.5haの特級畑も含んでいます。 著名な畑はコルトン・クロ・デ・メ（モノポール）とピノ・ブーロ（ピノ・グリ）で造られるアロース・コルトン・ブランなどがあります。伝統的な製法で造られ、熟成はオーク樽で18ヶ月間行われます。樽材は産地のみならず樽のメーカーも厳選しています。濾過は行いません。 1988年より赤ワインは低温マセラシオンを取り入れています。ワインがまだ若い時はタンニンとボディがありカシス、フランボワーズ、チェリーなどの赤い果実のアロマが顕著に現れています。7～10年熟成すると腐葉土、モカ、なめし革、キノコなどの風味が現れます。白ワインも樽熟成を行い、シナモン、胡桃、胡椒、トロピカル・フルーツなどの風味があります。	ペルナン・ヴェルジュレス ブラン 2007年 ドメーヌ・デ・テールジュレス コント・スナール指導下（2008VTが最終）で造られた最後の頃の希少なペルナン・ヴェルジュレスの蔵出しセラー在庫の入手に成功。 粘土石灰質のペルナン村でも良質の白ができる最高畑として有名な西向きの丘陵斜面にあるレ・コンボットの上部に隣接するレ・パン畑のブドウ100％。わずか0.1852haの極少畑で収穫したシャルドネで年産わずか1000本の希少品（マロラクティック発酵も行う）。 コルトンシャルルマーニュ特級より柔らかで、酸があり黄色のフルーツや柑橘系の果実味、ミネラルの香りにかすかにバニラやレモンドロップのニュアンスのある、厚みも感じられる白ワイン。