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このドメーヌはあのシャブリの2大トップ生産者、R・V・ドーヴィサとフランソワ・ラブノーの親戚にあたる造り手、アニュス＆ディディエ・ドーヴィサ。彼ら血を引いた原石が彼らに強い刺激を受け、自ら2ヘクタールの畑を購入し1986年に創設されました。現在はプチ・シャブリ、シャブリ、1er Cruボーロワに10ヘクタールほどの畑を所有するまでになっています。 アニュス＆ディディエ・ドーヴィサ、彼らの名がヨーロッパ中を駆け巡ったのは、フランスワイン雑誌『ラ・レヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス』 の表紙を飾ったからです。そのタイトルは『若き生産者、最良の一本、明日のスター達』です。この雑誌が発売されてからヨーロッパ中から問い合わせが殺到し、瞬く間に彼らのワインは売切れてしまいました。雑誌が発売(2004/11)されて以来、いまだにその勢いはとどまることがありません。 何もないところから始まり、数ヘクタールの畑を1986年に買い、自分達で木を植えていった。今日、ドメーヌは畑をプチ・シャブリ、シャブリ、1er Cruボーロワに10ヘクタールまで広げた。仕事はまじめで高い樹齢になったブドウを組み合わせ、とてもレベルの高いワインを生産しています。ワインはキリッとしてミネラル分が豊富で新鮮。彼らのテロワールを完璧に反映している。コストパフォーマンスが非常に高い。（ラ・レヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス誌の記事より）
シャブリ プルミエ・クリュ “ボーロワ” 2008年 ドメーヌ・アニュス・エ・ディディエ・ドーヴィサ この1er Cruに2ヘクタールの畑を所有。ここシャブリでは珍しく収穫は全て手摘みによる収穫を行っています。また、低収量がブドウの木を長持ちさせ、高品質のワインを造る原点という考えから、このドメーヌでは今もそれを実行しています。 ボーロワとは美しき王の意。ＢＥＩＮＳ村の近くの斜面にあり、牡蠣の化石がたくさん見つかることでも有名です。ここからできるワインは、柑橘系の香りに溌剌としたミネラル感を含みつつも、クリーミーなコクと柔らかい苦味が特徴的で通常のシャブリとは格の違いを見せ付けています。