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1604年に歴史が始まる由緒あるシャトー。現在のオーナー“ヴァンサン家”は1852年以降このワイナリーでワイン造りを営んでいます。そのワイン造りは土壌や日照条件を科学的に分析し、畑の区画やブドウ樹の樹齢ごとに醸造方法を変えた後に異なるロットをブレンドするというほど、徹底したスタイルです。 彼の全知全能を捧げた“プイィ・フュイッセ・ヴィエイユ・ヴィーニュ”はブルゴーニュ屈指の白ワインとしてあまりにも有名です。2003年より息子のアントワーヌ・ヴァンサン氏がドメーヌに参加。現在、社長兼醸造家として腕を揮っています。 シャトー・ド・フュイッセについてヒュー・ジョンソン氏は「プイィ フュイッセの最上位の地位にある重要な生産者」として二ツ星～三ツ星評価！ ル・クラスマン誌（現ル・メイユール・ヴァン・ド・フランス）は星付で「プイイ・フュイッセの顔としてこの呼称を世界的に知らしめたシャトー!芳醇で繊細な香りのワインを造っており、特に小区画畑の名がついたのは、熟成とともに見事なブーケを帯びるようになる」とこれまた大絶賛！ ブルゴーニュワイン評論家の大御所M.Wのセレナ・サトクリフ女史は著書の中ので「ここの最上のものはブドウが完熟した年のヴィエイユ・ヴィーニュだろう。まさに心躍る逸品。ここのワインは長持ちする。私個人的な意見を言わせてもらえば、ジャン＝ジャック・ヴァンサンは、ブルゴーニュにおける白ワインの卓越した造り手の一人だろう。彼のプイイ・フュイッセ・ヴィエイユ・ヴィーニュはコート・ド・ドール最上のものと十分に太刀打ちできる。成功の真骨頂とも言うべき90年ものとなると、語るべき言葉が追いつかない。」とこの上ない賛辞！	プイィ・フュイッセ シャトー・フュイッセ・ル・クロ モノポール 2014年 シャトー・フュイッセ 1級昇格もささやかれる単独所有畑（モノポール）フラッグシップワイン、ル・クロが日本初登場！ドメーヌの目の前に広がるクロ（石垣）で囲まれた畑。緩やかな斜面で上部から麓に向かって石灰質、マール、粘土の土壌が混在。石灰質土壌はワインにミネラル感をマールが柔らかさと柑橘のニュアンスを生み出し、粘土質が骨格と力強さを与える。出来上がるワインはとても複雑で奥深い唯一無二の味わい。樹齢35～80年の厳選したシャルドネをフレンチオーク樽（仏産228L、新樽比率80％）で9ヶ月、ステンレスタンクで5ヶ月熟成。 ややグリーンがかった輝きのあるイエロー。白い花のアロマと共に、トーストやアーモンド、バターのニュアンスが現れる複雑でフィネス溢れるエレガントな香り。味わいはクリーンで豊潤、凝縮した複雑な果実味が長くエレガントな余韻となって、いつまでも続くプイィ・フュイッセの最高峰。