シャンパーニュ インフィニット・エイトは、ワインメーカーであるニコラ・ル・ティクスランと、デザイナーのフランク・ルルーの2人によって設立され、何年もの熟成期間を経た、こだわりのあるヴィンテージだけをリリースするシャンパンハウスです。 『8』は、この2人のノウハウとシャンパンにかける情熱、そして洗練されたセンスの集合体とも言えるものです。選ばれたヴィンテージのみを、『8』と刻印された黒いボトルに瓶詰し、熟成させます。

ラベルに使われている紋章は、『8』という数字と、無限大を表す記号「∞」の2つを組み合わせたものになっています。哲学や思想の世界では、この2つは絶対に切り離す事が出来ないものであり、バランスの良さ、並外れたもの、そして永遠を表すシンボルであり、特にハーモニーと完璧さを表すものです。ワインメーカーのニコラ・ル・ティクスランはシャンパーニュ騎士団のシュヴァリエで、古くから一族は代々シャンパンビジネスに携わってきており、豊富な経験を持っています。

インフィニット・エイトのボトルは、外的影響（太陽光）からワインを守り、よりよい保管状況を保つため、高級感漂う黒の瓶を使用しています。インフィニット・エイトのラベルは温度感知素材を使用し、望ましい提供温度『8℃以下』に達すると、シンボルの∞のロゴが白から赤くなり、理想的な新鮮な味わいを楽しんで頂く事ができるようになっています。

インフィニット・エイト ゴールデンエイジ 2002年 ブリュット キュヴェ・セレクショネル

【使用品種】シャルドネ61％、ピノ・ノワール23％、ピノ・ムニエ16％
【ドサージュ】8g/L
【デゴルジュマン】2014年
【サーブの適温】5～8℃
【生産量】888本限定
【畑】ランス近郊のヴィル・ド・マンジュとプティ・モンターニュ・ド・ランスの畑から収獲
【土壌】主に石灰岩質の土壌で、粘土と粘土質の沈泥土(シルト)が混合
【醸造】伝統的な空気圧搾機を用い、ステンレスタンクで一次発酵、マロラクティック発酵を経て、瓶内二次発酵＆長期熟成
【製造形態】マルク・ダシュトゥール(MA)：顧客から注文を受けて造るプライベート・ブランドのシャンパーニュ
【ボトル仕様】理想的なコンディションを保つため、外的影響(太陽光)からワインを守る特別仕様のボトルを使用。ラベルには温度感知素材を使用し、適温(8℃以下)に達すると、シンボルの∞のロゴた白色から赤色に変わります。

眩い黄金色の輝きを湛えた美しく魅惑的なペール・イエローの色調。繊細なトースト香が仄かに香るクリーミーなアロマが実に魅惑的。口に含むと、蜂蜜とマンゴーメロンの風味が香る官能的な味わいが口内を満たし、チェリープラムや砂糖漬けにしたイチジクのニュアンスが次第に表れ、ユニークで美しく表情豊かな味わいが飲み手を魅了する。

雨の多かった2001ヴィンテージの後、2002年のシャンパーニュ地方は、一年を通して豊富な日照量と暖かい気候に恵まれました。この年の葡萄は非常によく熟れ、高い熟成感が得られたため、長期熟成に耐え得るストラクチャーやフレッシュな味わいを出すのに欠かせない酸のレベルが低くなり過ぎてしまうのではないかと危惧されましたが、ほぼ全ての造り手や、栽培家に共通する意見として、この年造られたシャンパーニュのクオリティは格別であり、ヴィンテージ・シャンパーニュの製造に理想的な年となりました。ベースワインはフルーティーで凝縮感のある果実味に溢れ、潜在アルコール度数の平均値は、1990年以来、最も高い数値を記録しました。魅惑に満ちた芳醇で贅沢な味わいは、グレート・ヴィンテージといあれる1976年や1989年にも匹敵する程です。(引用元：ブルース・サンダーソン、ワインスペクテーター誌、2003年1月)