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ゴッセ社は1584年設立。シャンパーニュ地方最古のワインハウスとして、生産量は少ないながらも伝統的な製法を守り続けています。そのため「最も小さく偉大なシャンパンメゾン」と呼ばれています。 世界的なワイン評論家として知られるロバート・パーカーJr.氏が、「傑出したシャンパンハウス」と最大級の評価をしている他、「デカンター」「ワインスペクテーター」等の有名ワイン雑誌でも最高ランクの評価を受けることが多く、世界的なワインコンテストでも多数の賞を獲得しています。 ゴッセ・セレブリスシリーズは最高級に位置付けられるシリーズです。その素晴らしい伝統と卓越した醸造技術から生まれた、シャンパーニュ・ゴッセの集大成とも言える傑作です。	ゴッセ グラン・ブラン・ド・ムニエ ピノ・ムニエは本当の個性を理解されていないと考えている醸造責任者オディロン氏。シャンパーニュにフレッシュさや柔らかさを与える役割と考えられているピノ・ムニエの熟成ポテンシャルの高さを証明する為に、ピノ・ムニエの優良年である2007年をノンマロラクティックで発酵、そのまま実験的にステンレスタンク内で2017 年まで熟成させて熟成経過を観察してきた。2017年の時点で還元状態を抜け、本来の味わいを表現できるベストのタイミングと判断し、2017年の8月にデゴルジュマンされ、12 ヶ月更に熟成されて出荷となりました。生産本数は3000本。日本への割当は480本。 ピノ・ムニエの特徴的なミネラル感と塩っ気を失わないように、アルコール発酵後、一気に温度を下げてマロラクティックを防いでいる。これこそがピノ・ムニエの繊細で垂直性のある味わいと揮発的な葡萄由来の香を失わない最も重要なポイント。その後、アヴィズとクラマンのシャルドネの澱をピノ・ムニエに加えて、より還元的な環境を作ると同時に、ピノ・ムニエの個性をマスキングすることなく、ワインに骨格と重厚さを与えている。澱と共に9 年間熟成していることで2次的、3次的な香や味わいが出てきている。エクストラ・ブリュットに仕上げ、フレッシュさとシャンパーニュと言うよりワインのような複雑さを得ている。過去にこんなにも複雑なピノ・ムニエのシャンパーニュがあっただろうか？ 使われる葡萄はオディロン氏が厳選した色々なプルミエ・クリュ畑のピノ・ムニエ。キュミエール、ピエリー、オーヴィレといった最良の畑の葡萄のみで、違った個性を持ったピノ・ムニエを畑ごとに発酵、熟成してアッサンブラージュしている。これによってワインはより複雑味を得ている。ドサージュは3g/L。この年だけの特別キュヴェで今後の生産予定はない。