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ラルマンディエ　ベルニエは、1880年から、コート ド ブランの南、ヴェルテュの村でシャンパン造りをする家族経営のレコルタン・マニュピュランです。葡萄畑は、シャルドネで知られるコート・ド・ブラン地区のプルミエ・クリュ格付けのヴェルチュとグラン・クリュ格付けのクラマン、シュイィ、オジェ、アヴィーズに所有しています。 ドサージュをしない「テール・ド・ヴェルテュ」を味わえば、このドメーヌがヴェルテュ村のテロワールをそのままワインに映し出そうとしていることがよくわかる。まさしくアヴィーズ村のアンセルム・セロスと同じ精神でワイン造りに取り組んでいる。昨今において、これ程透明度の高い風味というのは非常にまれである。また「ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・クラマン」も見事な造りで、実にレベルが高い。今後ますます楽しみなドメーヌである。率直な造りでアペリティフ向きのブラン・ド・ブランの「テール・ド・ヴェルテュ」から、上質のヴィンテージや見事な「ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・クラマン」まで、品揃え全体のレベルが高い。いずれも上質でふわりと軽い風味で、まっすぐだが、味わいに深みも持ち合わせている。 ル・クラスマン ピエール・ラルマンディエは、彼は『常軌を逸した紳士』の家族から来たと言いますが、背が高く、物静かで、明らかに内気で、しかし鋭く磨かれた皮肉のセンスがあります。彼は、彼の魅力ある12ｈａの地所の1／3を父親から（クラマンの一区画）、残りの2／3はヴェルテュに基づいており、母親から受け継ぎました。彼は考え、旅行し、アルザスとブルゴーニュで働きました（これはシャンパーニュの生産者にはまだ珍しいことです）。「アルザスとブルゴーニュで私を驚かせたことは、トップの生産者が大きな貿易商社と同じように名声を高めてきたということです。これはシャンパーニュの場合とはかけ離れています。大きな会社は頂点にあり、ワイン生産者はずっと下にいます」。何故？「大きな会社は葡萄畑を窒息させています。彼らは、テロワールの個性が他の地域と同じように発達することを許しませんでした。これがシャンパーニュでの私達の主な問題です。私達は非常にすぐれた（ｓｕｐｅｒｂ）テロワールを持っています?しかし私達はそこから良い（good）ワインを造るだけなのです」。ラルマンディエの純粋でほとんど塩を含んだネ・デュンヌ・テール・ド・ヴェルテュとクラマン・ヴィエイユ・ヴィーニュが、その正統性に対する壮大な挑戦を構成しています。 アンドリュー・ジェフォード著「ザ・ニュー・フランス」より	ラルマンディエ・ベルニエ ラティテュード ブラン・ド・ブラン エクストラブリュット ヴェルチェ村のビオディナミ畑のシャルドネ100％。リザーヴワインを40％使用。ドサージュ4g/L。最低24ヶ月以上熟成し、出荷前に6ヵ月以上の瓶熟成。エレガントでシトラスや白い花、オレンジのアロマ。バランスの取れたシャンパーニュ。