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ルイ・ド・サシー（1654-1727）は、パリ生まれの弁護士で、フランス語のスペシャリストでした。プリニウスの著作をラテン語からフランス語に翻訳した功績で、1701年に「アカデミー・フランセーズ」のプレジデントとなりました。やがて彼はVerzy村に畑を購入し、ぶどう栽培を開始。以後、De Sacy家は、12世代にわたって、徐々に畑を増やしながらぶどう栽培に従事してきました。 1986年に現在のメゾンが設立され、1994年に設立者の息子で現オーナーのアラン・ド・サシーが継承しました。ネゴシアンですが、グランクリュのVerzyとAvizeを中心に20haの自社畑を所有し、長年取引のある契約栽培農家からのぶどう購入比率は20%にすぎません。20年前からリュット・レゾネ栽培に取り組んでおり、化学肥料は一切使用していません。販売先はフランス国内が50%で、そのほとんどはランスのボワイエ、パリのギー・サヴォワといった高級レストランです。また、フランス首相官邸「オテル・ド・マティニョン」にも納入されています。 輸出が50%で、イギリス、ドイツ、ベルギー、ルクセンブルグ、オランダ、アイルランド、イタリア、エストニア、ロシア、モナコ、アメリカといった欧米各国から、中国、マレーシア、タイ、インドネシア、モルディヴといったアジア圏まで、多数の顧客を持ちます。海外でも高級レストランへのオンリストが多く、ラスベガスのジョエル・ロブションやアラン・デュカスなどが採用しています。アラン・ド・サシーが目指すシャンパンのスタイルは、「テロワールが反映されてしっかりとした味わいがあり、きめ細かい泡がすっと体に溶け込んでいくもの」です。ガイドにはあまり出品しませんが、「Guide Hachette」「Wine Spectator」等に掲載実績があります。 尚、フランスを代表するシャンソン歌手、ミレイユ・マチューがLouis de Sacyのシャンパンを愛飲しており、たまにメゾンを訪れることもあります。	シャンパーニュ ルイ・ド・サシー ブリュット・ゼロ グラン・クリュ ロゼ キュヴェ・ニュエ 平均樹齢25年の特級ヴェルジー産のピノ・ノワール90％とピノ・ムニエ10％をセニエ方式で造るスペシャルキュヴェ。Cuvee Nueは裸のキュヴェ（nue=nude）で、ワインとしてのシャンパンそのものの美味しさを味わっていただきたいという思いで命名されました。メインラベルがないのも、ノンドゼであることも、その一環です。
当店店長がシャンパーニュ・ルイ・ド・サシーを訪問！