{"iId":"0104001003272","iName":"","imgUrl":"/default_n/07/0104001003272.jpg","price":"2,838","sId":"122137","sUrl":"wineuki"}

{"fullImgUrl":"https://img.ponparemall.net/imgmgr/37/00122137/default_n/07/0104001003272.jpg?ver=1&size=pict300_300","gId":"2303010000","iId":"0104001003272","iName":"","iUrl":"https://store.ponparemall.com/wineuki/goods/0104001003272/","imgUrl":"/default_n/07/0104001003272.jpg","pRate":"3","point":"77","price":"2,838","sId":"122137","sUrl":"wineuki","shipping":"0","taxKind":"2"}

イザベルとクロードのフォンケルル夫妻は、ヒュー・ジョンソン「ポケット・ワインブック」や「ワインアドヴォケイト」にも取り上げられているヴァントゥーのシャトー・ヴァルコンブでワイン造りをしていましたが、2000年にシャトーを手放し、クロードの生まれ故郷のミネルヴォワに葡萄畑を購入しました。ちなみにクロードは、ヴァルコンブ以前にドメーヌ・ド・ペール・カボシュ（ロバート・パーカーJr.3～4星生産者）で10年間働いていました。1907年に設立されて最近40年は放置状態になっていたカーヴを建て直し、畑の手入れをしました。初ヴィンテージは2002年です。ブルネルやアラリィにもアドバイスする南仏のエノロジスト、フィリップ・カンビが一部出資をしています。 ミネルヴォワ・ラ・リヴィニエールの地区に9ｈａの畑を所有しています。カリニャンやグルナッシュが栽培されていますが、それらは1948年前後に植えられ、シラーは‘68年と’75年に植えられており、全体を平均すると樹齢40年になります。畑での葡萄の栽培方法は化学肥料や除草剤は使用しないリュット・レゾネですが、3～4年後にはビオディナミの方針を採る考えでいます。収穫は15kg 用のカゴを使用し、手作業で行います。カゴの容量がこの様に小さいことで、葡萄が押し潰されるのを防いでいます。収穫量は少なければよいというわけではなく、本当に葡萄が最高の味になる25～30ｈｌ位が一番良いそうです。低温に温度管理されたトラックで収穫された葡萄を運び、そのまま一夜を過ごします。これは、白ワインにはフレッシュ感のあるアロマを保つ、赤にはプレ・マセラシオン（発酵前の醸し）の効果があります。醸造所では専用のテーブルが設置され、厳しい選果を行います。タンクには一粒たりとも未熟な青い実などは入れません。 醸造には内部塗装無しのコンクリートタンクを使用しています。このコンクリートタンクの形は珍しく、円形の筒型ですが、直径と高さが同じです。これでタンニンがよりきれいに抽出されます。除梗はせず、葡萄をタンクに入れ、その後2～3日間触らず放置して置きます。醗酵の最中には、ピジャージュやルモンタージュを行います。キュヴェゾン（発酵と醸し）の期間は35～40日間と長期に渡ります。このように長期にわたるキュヴェゾンについて、クロードは「25日目以降から十分な抽出をしたワインが、柔らかく溶け出していくためにはとても重要である」と考えています。その後ブレンドをし、マロラクティック発酵をさせるために、木樽へワインを入れます。驚くほど濃縮された果実味がありかつパワフルですが、口中での柔らか味もあり、滑らかです。	ナイック4 畑は、実はA.C.サン・シニアンの区画内にありますが、醸造をミネルヴォワで行うため、ヴァン・ド・ターブルとなっています。ワイン名の「ナイック」は、3人いる娘の内の次女の名前で、「4」は、‘04年を指しています。サンソーとカリニャンは、Ａ.Ｃ.サン・シニアンの畑から収穫されます。醸造は品種別に行います。グルナッシュは有名なタルデュー・ローランから購入したドゥミ・ミュイで、シラーは小樽で、カリニャンとサンソーはブレンドしてタンクで熟成されます。樽での熟成期間は、約8～10ヶ月間です。 素晴らしい構成を持ち、新鮮な味わいの赤で、チェリーや赤いプラム、シナモンの風味があり、スモーキィで網焼きにした肉の香りがあります。バーベキューと飲むのに最適です。 「4」が「クラスマン2007」で15点、「ワインスペクテーター2007.07.31」で88点。