運命的な三人の出逢い

スキャマンドル・コスティエール・ド・ニームは、インプラント歯科医師の世界的権威、Dr.フランク・レノワーと、 天才醸造家と呼ばれフライングワインメーカーとして世界各国でワイン醸造のコンサルティングを行っている 若き醸造家ステファン・ブレー、そして日本でも個展を開催し人気の高いフランス人画家、ピア・マリーブリッソンの 運命的な出会いによって2001年から作り出されました。

飽くなき品質向上の惜しみない投資と努力

年間を通して温暖な地中海気候の恵みを受け、ワインメーカー ステファン・ブレー氏による4種類の葡萄のブレンドが絶妙な味わいを醸し出します。2000年から畑を取得し、2003年がファースト・ヴィンテージ。ボルドーのグランクリュに匹敵するワインづくりを目指し、コスティエール・ド・ニームのAOCとしては他に類を見ない程、 摘葉、摘房を積極的に実施して厳しく収量制限を行い、ブドウは高品質に徹底的に拘って育成されます。ドウは隣接する畑から手摘みで収穫し、畑から醸造所までの僅かな距離を低温トラックで運び、そのまま外気温に接触せずに発酵・醸造・熟成・ボトリングまで低温管理されています。この方法はブルゴーニュの「ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ」とウニコに代表されるスペインの「ヴェガシシリア」にしか採用されておらず、飽くなき品質向上の惜しみない投資と努力が重ねられています。

パリの人気店にもオン・リスト

最近、東京銀座にもお店を出したフレンチシェフの重鎮、ドミニク・ブシェのレストラン、「ドミニク・ブシェ トーキョー」でもパリのお店同様オン・リストされています。ラベルデザインのピア・マリーブリッソンはドミニクと親交が深く、店内に作品を飾っています。また、パリ在住の日本人作家、辻　仁成氏が常連客でワイン王国にもドミニク・ブシェとスキャマンドルの事をエッセイに記しています。

スキャマンドル ヴィエイユ・ヴィーニュ 2008年

樹齢30年～60年のシラー65％にカリニャン25％、ムールヴェードルとグルナッシュ5％をオーク樽で24ヶ月熟成＆大樽で18ヶ月熟成の計42か月熟成の気が遠くなるような熟成を経てリリースされる超こだわり。

熟した黒いフルーツやカシスの果肉をつぶしたような濃厚な香り。ブラックオリーブ、スパイス、オーク由来のバニラやローストしたコーヒー、ガリグなどの男らしい表情豊かな芳香。口に含むと濃厚な果実味が口の中で爆発するフルボディ赤ワイン。