シャトー・シャロン ヴァン・ジョーヌ 2009年 ドメーヌ・ベルテ・ボンデ

除梗後、ステンレスタンクで発酵。ウィヤージュ（補酒）はせず、ワインの表面にできる酵母の膜と共に228Lのオーク樽で最低6年間熟成させます。よく熟したあんずや黄桃、カリー、胡桃など複雑味がある香りと、この生産地ならではの美しいミネラル感を備え、偉大なワインのポテンシャルを感じさせます。

ノワゼット香と言われるヘーゼルナッツの香り。これは酸化熟成したワインに現れる特徴で、白トリュフのような芳しさがあり、プロのソムリエたちが習うワインですが、実際に飲む機会はなかなかないと口を揃えるほど貴重なワインです。

ワイナート85号のコメントは「南ないし南西向きの三つの区画から造られるドメーヌのお家芸とも言われるシャトー・シャロン。美しいトパーズ色。クルミ、ヘーゼルナッツ、シャンピニヨン、スモーク等の複雑な香り。フレッシュ産酸味を基調としたフィネスとエレガンスに溢れる味わい。93pt」