高品質ワインを造り世界中に輸出

1936年、ジェラルド チェザーリが設立。当初からヴァルポリチェッラ地区に100haの畑を所有、1970年からアマローネを造り始めました。現在は2代目のフランコ チェザーリと、エノロゴのルイージ ビエンメの二人の指示のもと、4つの単一畑（ボサン、イルボスコ、ジェマ、セントフィラーリ）を中心に、高品質ワインを造り世界中に輸出しています。

1年を通して最適な湿度と温度

アマローネで最も大切な乾燥工程(アッパッシメント）を行うカンティーナは畑からすぐ近くのサン フロリアーノにあります。そのため、収穫したブドウを健康な状態ですぐに運ぶことができます。乾燥に最適な湿度と風通しが保たれ、アマローネ用のブドウはここで4～5ヶ月間乾燥させます。また、カヴァイオン ヴェロネーゼにあるもう一つのカンティーナは熟成室を地下に設け、1年を通して最適な湿度と温度が保たれています。

イタリアの最優秀生産者

新しい技術を取り入れ、品質向上に努め続けるチェザーリ。2012年にはインターナショナル・ワイン＆スピリッツ・コンペティションでイタリアの最優秀生産者に選ばれました。また、2013年2014年と2年連続でトップキュヴェ「イル・ボスコ」がOperaWineに選出されるなど、いまやアマローネのトップ生産者としての名声を勝ち得ています。

アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ イル・ボスコ 2003年 ジェラルド・チェザーリ

アマローネ用ブドウ（コルヴィーナ60％、ロンディネーラ35％、モリネーラ5％）をサン・フロリアーノにあるカンティーナで4～5ヶ月間（乾燥に最適な湿度と風通しが保たれる）乾燥させます。その後大樽で最低60日発酵後、更に別の樽で3～4ヶ月アルコール発酵。スロヴェニアンオーク樽のバリックで20～30ヶ月熟成。その後瓶内で6ヵ月の以上の熟成。年産2500ケースあまり。

濃いルビー色、チョコレートやバニラ、コーヒーにスモークハム、タバコのニュアンス。力強く深みがあり、熟れたチェリーやナッツ、スパイスの香りも感じさせます。非常にまろやかで熟した芳醇なタンニンの味わいとまろやかさが口の中に広がり、絶妙なバンラスを醸しだすフルボディ赤ワイン。