自然の力は非常に強く、環境が豊かであればブドウの樹は健康で栄養をしっかりと蓄えてくれます。ビオディナミの手法のお蔭で草木が健康に育つため、様々な生き物が畑には住んでいます。

彼らの造る白ワイン、「ピエーヴェ・ヴェッキア」はガルガネーガ種から造られます。美しい黄金色をしており非常に豊かな味わいのワインに仕上がっています。果実味の豊かさだけでは無く、酸味もしっかり広がります。ブドウの収穫ですが熟すタイミングを見計らってフレッシュな状態、完熟した状態、凝縮した状態の3回の時期に分け収穫。より複雑な味わいを出すために手間と時間をかけ行われます。ガルガネーガ種の魅力を存分に楽しめるワインになっています。

ピエーヴェ・ヴェッキア 2012年 ファゾーリ・ジーノ

発売以来、大人気のピエーヴェ・ヴェッキア。ソアーヴェのイメージを根底から覆すような濃密な果実味と樽感が魅力のワインですが、ソアーヴェの領域を超えた究極のガルガネーガであることをみせるためソアーヴェの原産地呼称をあえて捨ててIGTを名乗るようになりました。他には無い、唯一無二のワインをご堪能下さい。

ステンレス・タンクにて主醗酵後、トノーにてマロラクティック醗酵。オーク樽熟成にて16～18ヶ月熟成（トノー500L、新樽比率70%）瓶熟6ヶ月以上。

完熟したガルガネーガは輝きを伴う黄金色を呈している。熟れた南国の果実、バナナやマンゴー、パイナップルのような充実したアロマに、バターやハニートーストのようなヒントがある。たっぷりとしたオイリーな質感の果実味が口蓋を満たす。満足感が味わえる堂々のフルボディ。