{"iId":"0209001004042","iName":"","imgUrl":"/default_n/09/0209001004042.jpg","price":"11,330","sId":"122137","sUrl":"wineuki"}

{"fullImgUrl":"https://img.ponparemall.net/imgmgr/37/00122137/default_n/09/0209001004042.jpg?ver=1&size=pict300_300","gId":"2303020000","iId":"0209001004042","iName":"","iUrl":"https://store.ponparemall.com/wineuki/goods/0209001004042/","imgUrl":"/default_n/09/0209001004042.jpg","pRate":"3","point":"309","price":"11,330","sId":"122137","sUrl":"wineuki","shipping":"0","taxKind":"2"}

今や、イタリアのみならず、 世界を代表する赤ワインの銘醸地であるトスカーナ州、モンタルチーノ。19世紀中ごろ、モンタルチーノでサンジョヴェーゼ種の分枝系からブルネッロ種が開発され、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノが誕生しました。ブルネッロ種とは、サンジョヴェーゼ・グロッソの一種で、このブドウから造られるワインはサンジョヴェーゼ種に比べ色が濃く、がっしりとした骨組みや、濃密で個性的な香りを放ちます。格調高く重厚なワインですが、熟成にともなって、柔らかさがエレガンスを纏って現れるのも特徴。バローロやバルバレスコに並び、国際的にも評価の高いワインです。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノを語る上で避けては通れない生産者が今回ご紹介する、"ビオンディ・サンティ"です。 ビオンディ・サンティ・ファミリーのクレメンティ・サンティ氏がトスカーナ主要品種であるサンジョヴェーゼを改良し、サンジョヴェーゼ・グロッソ＝ブルネッロを開発、そして、そのワインを初めてワイナリー元詰めでリリースしました。ブルネッロの名を世界に広めた立役者こそがビオンディ・サンティであり、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの歴史と伝統にとって欠かせない偉大な存在です。 ビオンディ・サンティは3つの畑を所有しており、特にグレッポは、最も古い畑。 優良年のみ造られる特別なキュヴェ、リゼルヴァもこの畑のブドウを使用しており、 その他の畑とは一線を画す、優れたポテンシャルを備えています。熟成は伝統的な製法を守り、スロヴェニアンオークの樽で3年半熟成させます。 このタンク100年以上使っている古い樽から、新しい樽まで、新旧取り混ぜて使うことで、ワインにデリケートな味わいを与えています。彼らが造り上げたワインは家族代々受け継がれ、いまでも伝統的な王道ブルネッロとして、世界のワイン愛好家を魅了し続けています。 マット・クレイマー氏はビオンディ・サンティについて、「ビオンディ・サンティ家は、独力でワインの新銘柄を造り上げたばかりか、容赦なく厳格に、高い値段を押し通した。何よりもそのワインは一貫して、近所のどんなキャンティにも似ず、何十年もわたり熟成し、向上することができた。そして数世代にわたって彼らは家名を高め、ついにはワインが売れようが売れまいがかまわない、という素振りさえ見せるほどだった。肝心なのは、ブルネッロが何十年にもわたり熟成する力がある、というところである。フェルッチオ・ビオンディ・サンティがこだわったのは、自分のスタイル、つまりワインが何ほどいかめしく、「大物」らしいということだった。自分の「小さな茶色いやつにはその器量があるとみていたのだが、その通りだった。そしてそのワインに「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」と名付けた。こういう来歴が無視できないのは、ひとえに今日の「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」の名声と高値とが、すべてビオンディ・サンティ家による「ビッグ・バン」に由来しているからなのだ。」	ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ テヌータ・グレッポ 2005年 ビオンディ・サンティ このブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・グレッポはビオンディ・サンティが所有する3つの畑のうち最も古い畑の名前。熟成には伝統的な製法を守り、スロヴェニアンオークの樽で3年半熟成させています。 シャクナゲを思わせるフローラルな甘やかな香りや、やはり甘みを感じるタバコの葉のようなニュアンス、厚みのあるグロッシーなタンニン、そして卓越した酸味、どの要素を取り出しても最高の出来栄えです。イタリアワインといえば、近代的な造りのワインが目立つなか、クラシックなスタイルを貫いている素晴らしい生産者です。