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ルネッサンス文化が華麗に咲き誇った花の都フィレンツェ。イタリアワインの代名詞「キャンティ」は、そのフィレンツェ郊外で生まれる名酒です。 ルフィーノ社は、そのキャンティの名を世界に広めた最大の功績者として知られる伝統ある銘醸です。今日でもキャンティ クラッシコ地区における最大の葡萄園主として、地元の尊敬を集めています。 ルフィーノ社は1877年、イタリアの名家ルフィーノ男爵家の2人の従兄弟によって設立されました。そして学者であったイラリオが技術面 を、レオポルトが経営面を担当し、この名コンビは数年にしてルフィーノ社の名を轟かせることに成功したのです。同社は現在、イタリアワインにおける最も有力な一族であるフォロナーリ家の手で経営されています。 今日のルフィーノ社には2つの顔があります。ひとつはキャンティ、キャンティクラッシコの他、ブルネッロ ディ モンタルチーノ、ヴィノ ノビレ ディ モンテプルチアーノ、ヴェルナッチャ ディ サンジミニャーノなどのトスカーナ地方の古くからある名酒たちをさらに磨きあげる伝統的なワインメーカーとしての姿。もうひとつはリバイオやカブレオ ラピエトラ、カブレオ イルボルゴなどに代表されるフランス系のシャルドネ種やカベルネ・ソーヴィニヨン種などを使用した新しいジャンルに挑戦する革新的なワインメーカーとしての姿です。 この伝統と革新を車の両輪のようにして、ルフィーノ社はイタリアワインを国際的に通用する名酒に磨きあげ、イタリア高品質ワインのリーダーシップを発揮し続けています。 ヒュー・ジョンソン氏はポケットワインブックで「傑出したキャンティを扱う酒商。フィレンツェの東、ポンタッシェーヴェに本拠を置く、リゼルヴァ・ドゥカーレ・オーロとサンテダーメが最良のワインIGTのモドゥスは優良。」★―★★★と注目しています。 バートン・アンダースン氏はイタリアワインの中で、「ポンタッシューヴェ(フィレンツェ県)フォナーリ家が所有する栄誉ある農園はDOCGキアンティ・クラッシコ(アステアーノ、ドゥカーレ・オーロ、サンテダーメなど)の一連のワインで名声が高まりつつある。」	キアンティ・クラッシコ・リゼルヴァ ドゥカーレ 1967年 ルフィーノ社 クリスティーズのオークショナーでM.Wのマイケル・ブロードベント氏が、キアンティにおける過去1945～1970年の間でずば抜けたヴィンテージのひとつ（1947年、1955年、1961年、1964年、1967年、1968年）として挙げる、スーパーグレイトヴィンテージのひとつ1967年もの。イタリアワイン古酒愛好家垂涎の逸品です。。