1967年に3代続く栽培家に生まれた、アントニ・Ｍ・ザッケオ氏と、醸造家であるジョヴァンニ・C・サケット氏によって創業されました。イタリアワインを世界中で受け入れられる高品質へと改善することに本格的に取組み、世界的に誇れる完成度の高いワインを生み出しています。

1967年創業のカルピネート。トスカーナに特化した、サンジョヴェーゼのスペシャリスト。“良質なワインは、健康でバランスのとれた樹を育てることによって作られる”。環境へ配慮したワイン造りを実施。

・492ヘクタールの敷地(～200ヘクタールは森林)
・150KW太陽光発電設備
・500Kmに及ぶブドウの樹がもたらす多くの緑
・生物多様性保護
・最高水準の技術を用いた精密な農法
・自然に任せたワインの安定化(クリュ、リゼルヴァワイン)
・添加物、補助剤、安定剤の不使用(亜硫酸塩は除く)
・IFS及びISO9001認証
・徹底した衛生管理

2012年から「ヴィニタリー」の特別イベントとして開催されている「オペラ・ワイン」で、カルピネートは5年連続「イタリアワイン100の偉大な造り手」の1社に選ばれています。世界的に権威のあるアメリカのワイン誌「ワインスペクテーター」と、イタリア最大のワイン展示会「ヴィニタリー」の共同選出という国を超えた試みは、ワイン愛好家からも注目を集めています。

ワインスペクテイター2016でTOP100に選ばれました。

アメリカで発行されているワイン専門雑誌。評価が厳しいことで知られており、この雑誌の評価はワイン業界に与える影響もとても大きいものとなっています。この雑誌でも特に人気の企画が、毎年恒例となっている年間トップ100の発表です。その年のワイン1万点以上を審査員が試飲し、90点以上の高得点を獲得したワインの中から、品質、価値、入手のしやすさ、生産者のスター性などを考慮して、100本のワインが選ばれます。トップ100に選出されたワインは、入手が困難になったり、価格が急騰することもあります。

ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ レゼルヴァ 2011年 カルピネート社

プルニョーロ・ジェンティーレ(サンジョヴェーゼの地方名)最低70％ その他の使用認可品種(カナイオーロ等)30％以下 南もしくは南東向きの緩やかな傾斜面に広がり、日照に恵まれた、最高の立地条件の畑で収穫された果実を使用。

果皮をマセレーション(浸漬)しながら、10～15日間、25～30℃の温度を保って発酵。果皮や種に最大限の注意を払いながら、ポンプを用いてルモンタージュを実施。

スラヴォニア産オークの大樽(5,500L容量)と、フランス産オーク樽(225L容量)を用い、2年熟成させたのち、瓶内で最低6ヶ月間、熟成。実際の出荷は、ワインが安定した後、更に1年以降に行う。

ガーネットを帯びた、輝きのあるルビー・レッド。リッチでパワフルなスタイル。ブラックチェリー、黒スグリ、プラム、皮革、タール等を連想されるフレーバー。バランスが良く、今からでも楽しめる。スパイスやタバコを想わせる余韻が心地よい。