フレッシュなブドウと樹上で陰干ししたブドウを合わせて醸造するという伝統的な醸造技術を用いて造られたメルロー種主体の極旨辛口赤ワインのパッシエーノ！ブドウは完全に熟したときに収穫。その後セラーへと運ばれ、次の工程へと進むので、ブドウのフレッシュさと香りがそのまま残ります。乾燥に適したブドウを選別し、部分的に木の上に残し乾燥。樹の上で乾燥したブドウは更に濃縮された状態で収穫。ワインに濃厚さと芳醇な香りを与え、これをアパッシメントと呼びます。パッシエーノは新鮮なブドウと軽く乾燥させたブドウを合わせて醸造するという古代の醸造技術を用いて造られた赤ワイン。

新鮮なまま収穫されたブドウは9月より醸造が行なわれ、軽く乾燥させたブドウの醸造は10月に行われます。温度管理したタンクで中程度の期間マセラシンを行ない、3年から5年熟成。

ガーネットの色合いを持つルビーレッド。乾燥したブドウが織り成す特徴的な香りとフレッシュなブラックベリーとプラムの香りが上手く交わっており、ドライフルーツ、バニラ、スパイスといったアロマ。味わい深く、ビロードのような舌触り、余韻の長い傑作フルボディ辛口赤ワイン。