格別申し分ない古風なスタイルのワイン

ヒュー・ジョンソン氏はリオハにおいて「ラ・リオハ・アルタとエレ・ロペス・デ・エレディアといったわずかな醸造所が格別申し分ない古風なスタイルのワインを造り続けている」と、この2社を大絶賛。

このロペス・デ・エレディアのために特別の項を設け「趣のある老舗の家族経営の醸造会社。アロ（HARO）にある。いまだにワインは全て木の発酵樽で発酵させ、古いオーク樽で熟成させる。中程度の強さを持つボスコンアと成熟したビーニャトンドニア」と二～四ツ星。

純然たる品質と魅力

ヘスス・バルキン他著書の「スペイン」では「トンドニアがリオハの表彰台に上がる地位にふさわしい理由はそのワインの品ぞろえのほぼずべてに渡る、純然たる品質と魅力である」。最高峰のひとつトンドニアリセルヴァについて「今回、リリース時に完熟に仕上がっていてすぐ飲めるリオハのビーノ・フィーノが持つ真の特徴を求めるビーニャ・ドンドニア」と大絶賛！

ロペス・デ・エレディア ヴィーニャ・トンドニア リセルバ 2002年

エブロ河の大きく蛇行する素晴らしい立地のトンドニア畑から、テンプラニーリョ75％、ガルナッチャ15％、マスエロ5％、グラシアーノ5％を年2回ラッキングし、驚異の72ヶ月熟成（使用樽）させたスペイン赤ワイン愛好家垂涎の逸品。

ドライチェリーやタバコ、オレンジピールの香りに、バニラやスパイスのニュアンス。ピノ・ノワール古酒に通ずるきれいな酸とシルキーなタンニンの素晴らしい味わい。