アウセルス 2018年 トーマス・クシネ

粘土石灰質土壌のマカベオ45％、リースリング25％、ソーヴィニヨン・ブラン19％、シャルドネ9％、アルバニーリョ2％。小さなケースで全て手摘み。厳しい選果後、品種ごとにアルコール発酵。ステンレスタンクで澱とともに3ヶ月熟成。クリーンで緑がかったイエロー。ミントや柑橘類、レモンピール、マンゴーやマラクヤ、グレープフルーツなどのトロピカルフルーツの香りに白桃、洋梨、そして樽香も。味わいはオイリー、活き活きとし、酸がしっかりあり、フレッシュで柑橘系果実、奥行がある。口の中でフローラルでミネラル感も。酸とボリュームのバランスが良く長い余韻。

2018年は冬は通常より穏やかだったが、3月に急に寒くなり、気温が下がった。特に9月の1週目にさらに暑い日が続いたが、その後気温は下がり、少し雨も降り適温に戻った。収穫は白ぶどうは例年通り9月から行われた。