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ボデガス・ベガ・シシリアは、スペインを代表するトップワイナリーの一つです。マドリードの北方約150km、バリャドリードの東方約50kmに位置しています。1864年にフランスのボルドーでワイン造りを学んだドン エロイ ルカンダによって創立されました。同時にフランスから3種の外来種（カベルネ・ソーヴィニオン、メルロー、マルベック）を持ち込み、ボデガス・ベガ・シシリアの目覚しい発展のきっかけとなりました。 以後、スペインの伝統品種であるテンプラニーリョ（別称 ティント フィノ）に上記の3外来種をブレンドする方法がボデガの醸造スタイルとなり、そのようにして造られたワインが1929年の万国博覧会で金賞を獲得したことによりベガ・ シシリアの名声は一気に世に広がりました。 200ヘクタール及ぶ広大な畑より厳選したブドウを使用し、作付割合はテンプラニーリョ60％、カベルネ・ソーヴィニオン25％、メルロー10％、マルベック4％です。1982年、現在のオーナーアルバレス一家（スペイン産業グループ）に買収され、より高品質のワインを造るために投資と努力を行っております。醸造責任者ハビエル・アウサス氏は、伝統を尊重しつつ、近代化にも積極的な考えをもつ新しい感覚を持った醸造家です。 ヒュー・ジョンソン氏はベガ・シシリアについて、「スペインで最も古い歴史をもつ醸造会社。この社が産する引っ張りだこの高価なワインのウニコは、オーク樽でゆっくりと熟成を続ける。12～15年たったものが最良！ 深い色調とアロマに富むヒマラヤスギの香りを持ち、風味は強烈で、様々な要素がうまく組み合わさり、後口が長く残る。」満点四ツ星で絶賛！！	ヴェガ・シシリア ウニコ 2006年 2006年は2005年同様、通常より2年長く熟成を経てからのリリースとなりました。豊潤で深くシルキーなワインは記憶に残る逸品。 冬は非常に寒く、しばしば霜や降雪があった。発芽は気温が上がった4月3週目。4月初めは平均的な降雨量で気温は非常に高かった。5月末から6月にかけて非常に寒い夜があったが被害は受けずに済んだ。6月も気温が高く開花は早く始まった。8月には実がつき、その後の高い気温により一部で熟成が早く進み、9月9日には収穫が始まった。9月半ばの雨は残りの収穫を遅らせたが、ブドウは健全で理想的なバランスを持ち熟成した。