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サンセンショ湾を臨むパドリニャンにあります。葡萄園は10haですが、なんと120もの区画に分かれています。これはリアス　バイジャスの特徴のひとつです。多くが古木で、接木していない葡萄もあります。南向きで海に臨んでいます。「エイドス」とは、葡萄畑のあずまやを意味します。 収穫は、9月の最後の2週間と10月の最初の2週間に行います。畑での収穫の際、最初の選別を行います。小さなケースに収穫した葡萄は、すぐさま運ばれ、二度目の選別をします。除梗し、圧搾して、低温でマセラシオンします。酵母は天然酵母を使用し、温度管理の下、ステンレスタンクで行います。瓶詰めまで、澱と共に寝かせます。 イギリスのワイン専門誌「デカンター 2012年8月号」の『リアス・バイシャス・アルバリーリョ』特集に、アデガ・エイドスのエイドス・デパドリニャン（S-146）とコントラアパレーデ（S-148）が、共に Highly Recommended（17～18.25 点 特におすすめ）として掲載されました。 今回のテイスターの一人で、「エルブリ」のソムリエだったフェラン・センテイェスは、コントラアパデーレを「マイ・トップ・スリー・ワインズ」の1本に選んで、『やさしい数式：70 年樹齢の葡萄樹＋花こう岩土壌＋ha当たり20hlの収量＋ステンレスタンク内での3年間（古代に造られていたのと同じように）＋ワイン造りの経験＋ワインについての感覚＝2,000 本の、偉大な、真に感情に訴えるワイン』と、極めて高い評価を与えました。	コントラアパレーデ 2009年 アドガ・エイドス 樹齢は70年です。3年8ヶ月間1500Ｌのステンレスタンクで、シュール・リーの状態で熟成させます。コントラアパレーデとは、「壁の近く」という意味です。ガリシアでは皆がワインを造っていて、友人の家に行くとワインでも飲もうと勧めくれます。そんな時には、「壁の近く」にあって取りにくく、大事にしまいこまれているのが秘蔵のワインなので、「壁の近く」にあるワイン（熟成用の秘蔵ワイン）を飲ませてよ！と言うのだそうです。 黄金色で、梨やメロン、緑のアーモンドの力強いアロマ。コクがあってしかもエネルギッシュ、ぴりっとしたレモンの皮や梨の皮があり、乾燥したハーブや花の香り。とても濃縮したアルバリーニョで、力強いフィニッシュです。