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ヴィーニャ・キンタイは世界でも大変注目されている白ワインの産地カサブランカ・ヴァレーで、2007年にワインが初リリースされた新進のワイナリー。カサブランカのワイン産地としてのポテンシャルに魅了された地元出身者たちが最高品質を目指しワイン作りに取り組んでおり、現地では地域発展のための革新者の期待を込めて、「カサブランカ・ボーイズ」と呼ばれています。 カサブランカとその周辺に十数か所の小さな畑を持ち、微気候に合わせその畑に合った品種を栽培してます。葡萄は完熟を待って全て丁寧に手摘みで収穫し、最新の醸造設備を駆使した近代的なワインが作られます。 醸造責任者のヴィンセント・ジョンソン氏は「コンチャ・イ・トロ」を始めとするチリ国内の有数のワイナリーや、カリフォルニアのワイナリーで醸造家として活躍後、カサブランカの特性を生かしたワイン造りを行っています。 創設わずか数年で、低価格帯のワインながら各ワイン誌で高い評価を受けるなど、チリ国内やアメリカでは大変話題になっています。 カチャポアル・ヴァレーは、栽培面積10.882ha、赤ワイン用ブドウ84％、降雨量340mm、地中海性気候。コルチャグア・ヴァレーとともにラペルヴァレーを形成する、そのサブリージョン。比較的内陸に位置する。主要品種はカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カルメネール。マイポ、ラペル(カチャポアル＋コルチャグア)、クリコ、マウレを合わせて「セントラル・ヴァレー」と総称して出されるワインが多い。もちろんこのワインは、カチャポアル・ヴァレー100％で地域が限定されている高品質ワインとなる！	アルト・ロス・プーマ ピノ・ノワール 2010年 ヴィーニャ・キンタイ カサブランカの中心にある、同じブドウ園内の、2つの区画からブドウを収穫します。1つの区域は、北側の沖積土の傾斜上にあり、もう1つは砂質の平地に位置しています。オリジナルのDavis クローンとクローン777が植樹されています。 ブドウは手摘みされ、選別の前に低温室に入れ、およそ3℃の温度で1週間ほと浸漬します。その後、アルコール発酵の際は15日間、温度を24～26度位に保ちます。除塵は伝統的な方法で、ステンレスタンクの中で、1日2回行います。 発酵後は、80％のワインはそれぞれ焼き方の違うフレンチ樽に移し、マロラクティック発酵を行います。この間、凝縮感とボリュームを出すために、バトナージュ(定期的にワインと澱を攪拌すること)を毎週行います。マロラクティック発酵を完了する際は、タンクに移し、硫黄で処理され、熟成のためにまた樽に戻されます。6ヶ月間の樽熟成後にブレンドを行い、ボトリングの前にフィルターをかけます。ボトリングは2010年の12月に行いました。 美しく深い色調。ピノ・ノワールの典型的なアロマである花やイチゴの香りに溢れています。かすかに漂うラズベリーやワイルドハーブの香りと、適度な酸がマッチしています。エレガントでフレッシュ、構成も良く生き生きした酸味があり、後味は長く続きます。魚料理、鶏肉料理、リーズと良く合います。