ラ・クンブレ 2016年 ヴィーニャ・エラスリス

紫色のきらめきを伴った情熱的なルビー色。ラ・クンブレから初めに溢れ出る香りは、ローズマリーやデイルを思い起こさせ、その後ブラックチェリー、ブルーベリーパイ、ほんの少しのクローブが続きます。口に含むと、レッドチェリー、ラズベリー、ローズマリー、デイル、それにタバコの香りと、一緒に鋭く現れるブラックベリーと、ブルーベリー。口当たりは新鮮でジューシー、細かなタンニンとチョークのようなテクスチャも感じます。（テクニカル・デイレクター：フランシスコ・バエティッグ）

2016年ラ・クンブレはアコンカグア・ヴァレーの内陸部にあるMAXヴィンヤードの中でも最高の区画のシラー、そしてアコンカグア・コスタにある自社畑からも同じく最高の区画のシラーから作られています。Maxヴィンヤードは様々な微笑気候(マイクロクライメート)、土壌、標高、向きから構成されており、更に高密度な植付け(1haあたり、5,500から10,000本)、高い石の含有率(最高70％)により、土壌は低活力で類い稀な水はけの良さを誇ります。アコンカグア・コスタにある自社畑は太平洋からほんの12キロしか離れておらず、非常に美しい丘陵地帯で、強く濃厚な香り、赤い果実、高い酸と溢れんばかりの新鮮さをもつ芯のしっかりとしたシラーを育てます。

涼しい朝のうちに手摘みされたブドウは、2度に渡る選果の後、各ブロックごとに除梗破砕、重力によりステンレスタンクに入れられ摂氏26-28度で6-28日間発酵。その後、フレンチオークの樽に移し、22ヶ月熟成。50％は新樽。熟成後、それぞれ別々に作られたワインを集められ、ラ・クンブレのブレンドが作られました。ボトリング後さらに1年間熟成をさせた後、リリースされました。