ヴィーニャ・エラスリス マックス・レゼルヴァ ソーヴィニヨン・ブラン 2021年

このワインに使われているぶどうは、アコンカグアヴァレーの冷涼な場所に位置する自社畑で造られています。その畑はチリの海岸山脈（コースタール・レンジ）北西にあり、太平洋から30km以内のところに位置しており、早朝の霧と太平洋から吹き抜ける涼しい風で知られています。この涼しい気候のおかげで理想的なソーヴィニヨン・ブランを作ことができるのです。

2021年は穏やかな気候で、生育期の平均積算温度は例年よりわずか1％高いだけでした。生育期間を通して理想的な気候条件であったため、素晴らしい自社畑からいつも以上の高品質なブドウを生産する事が出来ました。ぶどうは複雑はフレーバーを持ちながら、非常にバランスよく成熟し、完璧な状態で収穫する事ができました。

早朝に手摘みされたぶどうは細心の注意を払いながらワイナリーに運ばれ、そのうち80％をプレス。プレスされたジュースはステンレスタンクの発酵槽に入れられ、14度から16度の温度で15日から20日間発酵。その後軽くフィルターを掛けてボトリング。緑ががかったシルバーイエロー。ノーズはフレッシュなハーブとかすかなレモングラスやミントが香り、トマトの葉の様なニュアンスも感じる。口に含むと柑橘系とハーブの香りが瑞々しさと快活さを生み出している。ミディアムボディで程よい後味の長さを持った直線的なワインで、爽やかな酸味が印象的。