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カルト・ワイナリーが集中するオーストラリア最上のワイン産地、バロッサ・ヴァレーにネコ集団が現れた！ネコたちは周りのカルト・ワイナリーを圧倒すべく造られたトップ・ブリードのワイン。豪州を代表するワイン（カベルネ・ソーヴィニヨン版グランジと名高い偉大なペンフォールドBin 389、セント・ハレットのブラックウェル・シラーズ）に供給していた最良のブドウ樹が使われている高貴な血統を持つワインだ。この毛並みのよい良いネコ達は2006年の誕生から周辺のカルト・ワイナリーを猛追！パーカーから初登場92点を獲得し、翌年も90点を連発するなど、平和に餌をついばむ鳩を追い掛け回している。 キャット・アモングスト・ザ・ピジョンズはバロッサは3つ優良区画（ペンフォールドの所有畑“ワルトン・ヴィンヤード”に隣接するセッペルツフィールド、そこから南西に15キロの地点にあるローズデイルとリンドッチ）を有するワイナリー。ローズデイルとリンドッチのブドウはつい最近までペンフォールドBIN389やBIN707のために栽培されていたものだ。そもそもこの畑はペンフォールドと協力しながら開墾したもので、灌漑方法や植樹比率、芽の数にいたるまでペンフォールドと協議して生まれた畑である。ブドウの供給は2000年からスタート。ペンフォールドの上級キュヴェに採用（パーカーポイント95点を獲得した2004年BIN707等々）された極めて上質なブドウだ。キャットはこのバロッサ屈指の高品質ブドウを更に厳選して誕生したプレステージ・ワイン。2006年のファースト・リリースからいきなり大ブレイク。『キャットのワインはすべて驚くべきバリューだ』とパーカーに絶賛されバロッサのスターに踊り出た。 果実の美点を極限まで引き出す醸造担当はPP100点ワインで知られるトレヴァー・ジョーンズの元シニア・ワインメーカーのマット・レイノルズ。氏は同社でグランジの元醸造長ジョーン・デュヴァルとともに仕事をしていた経験豊かな職人だ。またペンフォールドの栽培担当も務めたこともある、この道30年の大御所栽培家シド・キロウを栽培長に招聘。栽培・醸造両面でバロッソの逸材を揃えた完璧な布陣だ。 ※“キャット・アモングスト・ザ・ピジョンズ”は英語でグループの中で騒ぎを引き起こすものの意味。鳩のように平和にグループを成すカルト・ワイナリーの中で暴れまわるネコの存在となる意気込みを表している。 キャット・アモングスト・ザ・ピジョンズはバロッサ・ヴァインズの子会社、ローズデイル・ワインズが所有する新しいラベル。ローズデイルの単一畑で育まれた果実を100%用いている。畑はトルブレック、トゥー・ハンズ、グリーノック・クリーク、ロルフ・バインダー、カレスケに囲まれているため、《キャット・アモングスト・ザ・ピジョンズ》という名称なのだ。ワインは20ドル以下のマルキス・フィリップスやモリードゥーカーのザ・レフティ・シリーズと真剣勝負している。四ツ星★★★★	キャット・アモングスト・ザ・ピジョンズ “ナイン・ライヴス”シラーズ 2008年 キャットの看板キュヴェ。ベビー・グランジという愛称で知られるペンフォールズBin389用に提供していた最上の果実を厳選し醸造しています。2006年はパーカー92点、2007年も91点を獲得。 また2007ヴィンテージは2000アイテムがエントリーするシドニー・インターナショナル・コンペティションで“ブルー・ゴールド・アワード”“トップ100ワイン・アワード”、“ベスト・バリュー・ドライ・レッド・テーブル・ワイン”“ケメニーズ・パーペチュアル・トロフィー”の4冠達成！「ネコに九生あり」という言葉は、ねこに幾つもの命があると言うことを表した慣用句で、交通量の多い道を横切る等、危険な状況を生き抜く運命を持っていることから言われるようになりました。 16-26度に温度管理されたステンレス・タンクで12-15日間発酵。1日3回ルモンタージュを施す。続いて7日間のマセレーションの期間中、3-5日目にデレスタージュを行う。エア・バッグ・プレスで圧搾後、最大2ヶ月のマロラクティック発酵に進む。マロラクティック発酵終了後、3-5回澱引き。ワインの約35％をフランスとアメリカ産の大樽（フランス産60％、アメリカ産40％、うち新樽 15％）、65％をステンレス・タンクで10ヶ月間熟成。ワインの10-20%は、シュール・リーの状態で熟成。軽くフィルターに通し、瓶詰め。