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シャトー・ラフィット・ロスチャイルドのエリック・ロスチャイルド男爵と、アルゼンチンのトップワインメーカーのひとりニコラス・カテナ氏のジョイント・ベンチャーから生まれた、アルゼンチン・ワインの新星で、2000年ヴィンテージが初リリース。「カロ」とは、カテナのCAとロスチャイルドのROを合わせて生まれた名前です。 カテナ氏は、メンドーサ地区の最良の区画にいくつもの葡萄園を有し、それぞれの微気候に最適なクローンを厳選して植樹、発酵後に長期間のマセレーションを行うことにより、驚くほどに濃密で力強いマルベック種のワインを創造。近年のアルゼンチンワインの急速な品質向上を牽引した功績者として知られます。 一方ロスチャイルド男爵は、このジョイントについて、「カベルネとマルベックのブレンドという、ボルドーの古い伝統的な組み合わせを、アルゼンチンという特別な土地で復活できるのは、誠に喜ばしい」と語り、醸造コンサルタントにラフィット・グループの海外部門統括醸造責任者のクリスチャン・ル・ソメール氏を派遣。カテナ氏の傑出した葡萄づくりの技とフランス的な洗練の幸福な結婚を目指しています。

カロ 2016年 ボデガス・カロ アルゼンチンのトップワイナリーの1つであるカテナとのコラボレーション。カロのCAはカテナ、ROはロートシルトを表すと共に、イタリア語の「愛しい人」という意味も持ちます。ファーストヴィンテージは2000年。 カテナ家とロートシルト家にとって、カロはマルベック種によってもたらされるアルゼンチンのアイデンティティとカベルネ・ソーヴィニヨンとブレンドすることによって生まれる上品さと凝縮性に象徴されるワインです。２種の葡萄の組み合わせが豊かで洗練した味わいを作り出し、それはアルゼンチンのアイデンティティとボルドースタイルとの見事な調和と言えるでしょう。フレンチオーク樽（新樽率約80％）にて12ヶ月から18ヶ月間熟成させています。 黒系果実やミント、杉、ヴァニラやスパイスなどの豊かなアロマがあり、凝縮感と奥行きのある味わいです。力強くもしなやかなタンニンを持つ、長期熟成タイプのワインです。