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ニュートン・ヴィンヤーズで十数年にわたりワイン・メーカーを務めた、ジョン・コングスガードがニュートンを去り、1996年に設立したのがコングスガード・ワイン。 初リリースのシャルドネがいきなりパーカーポイント92点、ワインスペクテーター誌で95点を獲得するという、センセーショナルなデビューを果たしました。   発酵、熟成はセント・ヘレナにあるシャトー・ボズウェルのセラーで行なっています。ワイン・メーカーであるジョンは個々の畑あるいは区画を前面に出すというより、コングスガードとしてより高いワインを目指す、というスタンスから優れた果実にはこだわるものの、自社畑にはこだわっていません。ブルゴーニュのグラン・クリュ並みに抑えた収量から、非常に濃縮されたワインを生みますが、醸造方法は極めて伝統的なもの。発酵は野生酵母、マセレーションは長く、MLFも人為的にではなく自然に、そしてオリ下げはするものの、清澄、フィルターなしで瓶詰め。   パーカー氏により「世界屈指のシャルドネ」と評され続けるコングスガードの代表作であり、最上級キュヴェ“ザ・ジャッジ”は、2003年ヴィンテージにおいて“マーカッシン”、“オベール”、“キスラー”と並び、全米で4生産者しか成しえていない「パーカーポイント99点獲得」という快挙を果たしました。 シャルドネの他にもヴィオニエ＆ルーサンヌ、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨンなどを手がけており、いずれの作品においても高い次元での完成度を誇ります。	コングスガード カベルネ・ソーヴィニヨン 2010年 コングスガードにおける幻のカベルネ。年産わずか数百ケース。2009年以降、アトラス・ピークのコングスガード・ヴィンヤーズの100％自社畑で収穫したブドウで造られています。