ウィリアム・ヒル カベルネ・ソーヴィニヨン ナパヴァレー 2014年 ウイリアムヒル・エステート・ワイナリー

ナパヴァレーAVAは温暖で日照の多い昼間と冷涼な夜間によって発育期間が長くなることで知られています。この条件によってぶどうはゆっくり、均一に成長します。このワインには、ナパヴァレーで収穫したぶどうを95%使用。今ヴィンテージの発育期間は比較的温和な条件がそろい、さらに成熟をうながすことになりました。その結果、ワインに極上の味わいと引き締まった骨格を造りだしました。ジャムや熟した果実のようなアロマと味わいがあり、カシスやリッチな土壌性のヒントも感じられます。茶系スパイスやチョコレート、甘いバニラの香りが口当たりを良くし、素晴らしい余韻へと続きます。

ワイナリーにぶどうが到着した後、茎は取り分けられ、破砕後、色と味わいを抽出するため、3～5日間のコールドソーキングをほどこします。マストは最大30℃までの温度で発酵。プレス前の20日間、ワインはスキンコンタクトを続けます。その後、澱から搾り出した果汁は口当たりを良くするためマロラクティック発酵し、樽に移します。新旧フレンチオーク樽のコンビネーションの中で熟成し、個々のロットで厳しく管理しています。