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1999年のファースト・ヴィンテージ以来、醸造家ブルース・ジャック氏のブドウ栽培に対する独自の考え方、革新的かつ画期的なスタイルで成功を続けています。ジャック氏は、南アフリカの重要な新世代ワインメーカーのひとりで、ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに二度も選ばれるなど実力が高く評価されています。 現在、ウェスタンケープ全域にヴィンヤードを所有し、ブドウは全て手摘みで収穫され、数々の受賞歴を誇るプレミアムワインを生産しています。 フリーランは特徴をもったソーヴィニヨン・ブランで、エリム地区とエルギン地区のブドウを使用して造られています。少量のセミヨン(2％)を加えることで、丸みと口いっぱいに広がる味わいと長く続く爽やかさをワインに与えています。 エリム地区が現在ある海岸沿いの崖は、 3 億3 千万年以上も前は南極大陸に属していましたが、巨大大陸であるゴンドワナが分裂した際、アフリカ大陸に残り連結しました。つまり、この地域のソーヴィニヨン・ブランはミネラルでいっぱいの南極大陸の土壌に植樹され生育した世界で唯一のブドウなのです。 ナチュラルさやキリッとした果実味、フローラルや新鮮な味わいをできるだけ多く保つために、果実は大変丁寧に取り扱われます。 各工程の中で、酸素を追い出すために不活性ガスを充填しています。この危険を伴う手法を実施することで、ソーヴィニヨン・ブランのエッセンスや力強さをワインに取り込むことができるのです。伝統的な澱の撹拌を採用しており、みずみずしい、バランスのとれた飲みやすいワインに仕上がりました。「フリーラン」という名前は、一番初めの自然に流れ出る果汁だけを使用して造ったワインのため、その名前がつけられました。	フラッグストーン フリーラン ソーヴィニヨン・ブラン 2010年 ワインはグラスの中で透き通った、輝くような淡い麦色で、縁はほのかなライムのような緑色を帯びています。複雑なアロマはソーヴィニヨン・ブランのグリーンの冷涼な気候のスタイルへと移っていきます。最初にハーブを感じると続いてピーマンやイチジクの葉、スターフルーツ、ライムのような力強いアロマ、最後に火打石が感じられます。このワインはブドウの育った素晴らしい気候と土壌を表現したワインです。香りの複雑さは味わいにも反映されており、キリッとした、いきいきとした口当たりに長い余韻を与えています。 スパゲッティ・ボンゴレ、イカのグリル焼き、ハーブのリゾットなど、レモンなどのかんきつ類を合わせるお食事と、大変良く合います！