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1963年、ブレンデッド用にではなく、世界で初めてシングルモルトとして発売したグレンフィディック蒸溜所。その創業は1887年にまで遡り、開拓者精神あふれるウイリアム・グラントによって開設されました。建物は家族総出の手づくりで、設備も中古のものでした。待望のモルトウイスキー最初の一滴が生まれ出たのはその年の奇しくも12月25日、クリスマスの朝だったといいます。以来、1世紀以上、グレンフィディック蒸溜所はこの谷で創業者ウイリアム・グラントの時代と同じ製法で、優れたモルトウイスキーをつくり続けています。 エルギンからA941号線を南へ約25キロ、クレイゲラヒーを肥えてダウン川がフィディック川と合流する地点にあるダフタウン。蒸留所が7つもあるこのウイスキーづくりの町に、世界で最も親しまれているシングルモルトを生むグレンフィディック蒸留所はあります。川の名前でもあるフィディックはゲール語で鹿。グレンは谷。グレンフィディックのラベルに鹿が描かれている所以です。スペイサイドの澄んだ空気が“グレンフィディック”の華やかでライトな味わいを育みます。 華やかでライトな味わいのシングルモルト“グレンフィディック”は、初溜釜が4.6キロリットル、再溜釜が9.1キロリットルと手間も暇もかかる小さな直火型ポットスチルを採用。年季を積んだスチルマンの技で丁寧に蒸留しています。熟成樽はバーボン樽やシェリー樽を基本に樽材の種類や使用回数、内面処理の違いを駆使し、さまざまな味わいのモルト原酒に分類します。蒸留・貯蔵・瓶詰めをすべて蒸留所内で行うためシャトーモルトと呼ばれ、この理想のウイスキーづくりから、現在180ヵ国に輸出されているシングルモルトは生まれています。	グレンフィディック モルト・マスターズ・エディション シェリーカスク 700ml 43％ 箱入り 訓練された科学者でもあるグレンフィディック蒸留所のモルト・マスター“Brian Kinsman”による、初のマスター・エディション。2つの違うオーク樽で熟成させた、異なった熟成年数の原酒をマリッジ（シェリー樽を使用）させた、初めてのグレンフィディックです。 それぞれのバッチが、それぞれの異なる樽から複雑で芳醇なフレーバーを与えられています。