HENRI GIRAUD
アンリ・ジロー

ワイン評論家「ロバート・パーカー」氏のコメント

「ほとんどの人に知られることのないこのドメーヌは、最高のシャンパンハウスだろう。

このハウスのシャンパンは、むしろ蜂蜜味のあるブルゴーニュブランに近い。 （中略）
このハウスのシャンパンは、ノン・ヴィンテージの中でも最高峰の1つと言える」 と語っている最高のシャンパンハウス！

HENRI GIRAUD アンリ・ジロー

アンリ・ジローの歴史は、17世紀前半までさかのぼることができます。
初代フランソワ・エマールが1625年、シャンパーニュがまだ一般的にはスティルワインとして造られていた当時、アイ村に拠点を置きました。

この村の畑は1911年に100％グランクリュとして制定され、その土壌は主として白亜紀の石灰質（チョーク）で構成されています。

そもそもアイ村は、10世紀頃から数多くの王や歴代の法王が畑を所有している最も優れた畑を有する村として知られていました。

また1500年代前半から、1600年代後半にシャンパーニュの製法が発明されるまでの 約200年にわたって、品質認定を受けて発泡性ワインを造ることのできる唯一の産地 でもあったそうです。

アンリ・ジローが最も注力したことは、樽発酵と樽熟成によって複雑性やフィネスを 兼ね備えたシャンパーニュを造ることでした。 また、優れたワインは優れたブドウからのみ造られることを家訓とし、畑での仕事に 全精力を傾けています。

年産は全てのキュヴェにおいて数千本と、極めて少なく、アンリ・ジローの製品は、 主としてヨーロッパの王室を頂点とした上流階級向けに出荷されており、その他は高 級レストランや一流ホテルにも若干販売されているのみの「幻のシャンパーニュ」で した。
一般市場には近年まで全く販売がされていませんでしたが、イギリス、イタリア、 ロシア、香港についで、日本でも販売されるようになりました。

入手が困難なシャンパンであり、国内外で最高級シャンパンの1つとして認められて います。