オートクチュール・メゾンとして、1945年にパリに誕生した「カルヴァン」。
ポール・ポワレやランバン以降のオートクチュールのシーンを、ディオールやグレ、ピエール・カルダンなどと彩りました。ブランド名は創始者の名前の「CARMEN」と、恩人の叔父の「BOYRIVEN」を合わせたもので、日本では英語読みで「カルヴェン」と表記されることが多いです。
こちらは、そんなカルヴァンのフレグランス・ラインから、2013年に発売されたレディス香水です。
カルヴァンの香水としては、「マ・グリフ」に次いで有名な一品で、調香師のネーム・バリューがダイレクトに作用したアイテムです。日本でも比較的入手しやすいと思います。
香りは、ソフィスティケートされたフローラル・ウッディーの香調がベース。フローラル寄りの一品にしあげられております。
アプリコット、ヒヤシンス、オレンジ・ブロッサムなどが、クリーンなフローラル・フルーティーを香り立たせるトップから、
ジャスミン、イランイラン、スウィートピー、オスマンサス(キンモクセイ)などが、イノセントなテイストのフローラル・ノートを浮かび上がらせるミドルへ。
ラストはインドネシアン・パチョリやサンダルウッドなどが、ウォームなウッディー・スウィートを香らせて、たおやかなセンシュアリティーをアピールしてくれそうです。
調香は、自身の香水ラインや、ナルシソ・ロドリゲス、ゴルチエなど、いろいろなラインの大ヒット作を手がけている、当代屈指のスター・パフューマーのフランシス・クルジャン。プロデュースはフランスの香水プロダクションの「ジャック・ボガール・グループ」です。
ヒヤシンスやジャスミン系のフローラル・フレッシュがメインになっている印象で、オー・ド・パルファム(EDP)で濃いこともあって、ラストのウッディー・スウィートとのメリハリも効いている感じです。
プライヴェートなシーンであれば、あまりシーズンは問わないと思います。シックで品のいい、それでいて色気もあるというフェミニンを演出してくれそうです。
ボトルやボックスもグッド・デザイン。ボトルのフロスト・ガラスがきれいです。
●直射日光のあたるお肌に香水をつけますと、まれにかぶれたりシミになる場合がございます。
●可燃性製品は火気には十分ご注意ください。
●傷やはれもの・湿疹など、異常のある部位にはお使いにならないでください。
●フレグランス商品は、シルク・薄い布地や白または淡い色の衣服には、シミになることがありますので、直接おつけにならないでください。
●目に入ったときは、直ちに洗い流してください。
●香料成分の特性上、時間の経過や季節によって澱(オリ)が見られる場合があります。●乳幼児の手の届かないところに保管してください。
●極端に高温または低温の場所、直射日光の当たる場所には保管しないでください。
●使用後は必ずキャップをしっかりと閉めてください。
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商品番号:FR3355991220140
関連キーワード:香水・フレグランス:フルボトル:レディース・女性用
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