フランスの高級香水ブランドで、長い歴史がある「キャロン」。
1908年に誕生して、19011年の「ナルシス・ノワール」のヒット以降、「ニュイ・ド・ノエル」、「ロイヤル・バン・デ・キャロン」、「ベロージア」など、1930年代までに数々の傑作を残しました。2000年代に入ってからカジュアル路線になりましたが、2018年にオーナーが変わって、再び高級香水ラインを作っております。
こちらは、そんなキャロンのフレグランス・ラインから、2000年に発売されたレディス香水です。ボトルが何回か変わっていて、自由の女神をイメージしたボトルがオリジナルですが、いまは肩がいかついボトルです。
2014年には、「ラ・コレクシオン・レディ・キャロン」というリニューアル版を発売していて、さらに2021年には、別の香りの「レディ・キャロン」も発売されております。とてもまぎらわしいので、おまちがいありませんように。
香りは、チャーミングなフルーティー・フローラルの香調がベース。バランスのいいアイテムにしあげられております。
ピーチやラズベリーなどが、ジューシーなフルーティー・ノートを香り立たせるトップから、
ジャスミン、マグノリア、チュベローズ、ネロリ、ローズなどが、うんわりとエアリーなフローラル・ノートを浮かび上がらせるミドルへ。
ラストはオークモスやサンダルウッドなどが、ソフトなウッディー・スウィートを香らせて、スマートなフェミニン・センシュアリティーをアピールしてくれそうです。
調香は、2000年から20年近くキャロンの専属調香師だったリシャール・フレイス。ちなみに父親のアンドレ・フレイスは、ランバンの専属調香師でした。プロデュースは、2018年からはロスチャイルド系の投資会社の「カトレア・ファイナンス」です。
フルーティー・フローラルのなかではフローラル寄りで、ガーリーさとシックさをあわせもった一品です。オー・ド・パルファム(EDP)ですが、そこまで濃くないので、あつかいやすいのではないかと思います。
ボトルやボックスは、ごくシンプルなフォルムのデザイン。むかしの自由の女神ボトルはデッドストックになっております。
●直射日光のあたるお肌に香水をつけますと、まれにかぶれたりシミになる場合がございます。
●可燃性製品は火気には十分ご注意ください。
●傷やはれもの・湿疹など、異常のある部位にはお使いにならないでください。
●フレグランス商品は、シルク・薄い布地や白または淡い色の衣服には、シミになることがありますので、直接おつけにならないでください。
●目に入ったときは、直ちに洗い流してください。
●香料成分の特性上、時間の経過や季節によって澱(オリ)が見られる場合があります。●乳幼児の手の届かないところに保管してください。
●極端に高温または低温の場所、直射日光の当たる場所には保管しないでください。
●使用後は必ずキャップをしっかりと閉めてください。
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商品番号:FR3387950902101
関連キーワード:香水・フレグランス:フルボトル:レディース・女性用
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