フランスの高級香水ブランドとして、日本でもおなじみの「キャロン」。1904年からつづいていて、「ナルシス・ノワール」や「ベロージア」、「フルール・ド・ロカイユ」など、のちの香水に影響を与えたクラシックの名香をいくつも発売しました。
2018年に、ロスチャイルド・ファミリーのアリアンヌ・ド・ロスチャイルドがこのブランドのオーナーとなり、近年のキャロンのカジュアル路線を変えて、高級ラインを復活させました。
こちらは、そんなキャロンのフレグランス・ラインから、1970年に発売されたレディス香水です。
オリジナルは、1912年に発売されたパルファム(P)の「アンフィニ」で、そのオー・ド・トワレ(EDT)版となっております。2018年には、香りを一新したオー・ド・パルファム(EDP)の「アンフィニ」も発売されました。
EDTの香りは、フローラル・アルデハイデックのクラシックな香調がベース。アルデハイド系としては、グリーンなテイストが際立つ一品となっております。
アルデハイド、ナルシス、ライラック、リリー・オブ・ザ・ヴァレイ(スズラン)などが、透明感のあるアルデハイデック・グリーンを香り立たせるトップから、
イリス、ジャスミン、ローズ、チュベローズなどが、華やかなフローラル・ノートを浮かび上がらせるミドルへ。
ラストはベチバー、ホワイト・ムスク、サンダルウッド、トンカビーンズ、アンバーなどが、スマートなムスキー・スウィートを香らせて、しとやかなフェミニン・セダクションをアピールしてくれそうです。
調香は、キャロンの創始者で、1930年代までの香水の調香をしていたエルネスト・ダルトロフ。プロデュースは、2018年からはアリアンヌなどがオーナーを務めている、投資会社の「カトレア・ファイナンス」です。
グリーン・フローラルの凛としたトーンで、パルファム版よりはあつかいやすいと思います。春夏のシーンのちょっとした席などにマッチしそうです。ボトルは、有名なパルファム版のデザインとはことなるデザイン。
のちのアニック・グタールの香水にもつうじるフォルムで、これはこれでいい雰囲気を醸し出しております。
●直射日光のあたるお肌に香水をつけますと、まれにかぶれたりシミになる場合がございます。
●可燃性製品は火気には十分ご注意ください。
●傷やはれもの・湿疹など、異常のある部位にはお使いにならないでください。
●フレグランス商品は、シルク・薄い布地や白または淡い色の衣服には、シミになることがありますので、直接おつけにならないでください。
●目に入ったときは、直ちに洗い流してください。
●乳幼児の手の届かないところに保管してください。
●極端に高温または低温の場所、直射日光の当たる場所には保管しないでください。
●使用後は必ずキャップをしっかりと閉めてください。
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商品番号:FR3387951010737
関連キーワード:香水・フレグランス:フルボトル:レディース・女性用
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