中東の香水ブランドで、サウジアラビアのメッカに1970年に誕生した「アル・ハラマイン」。
「アル」は定冠詞で、「ハラマイン」は「二聖」というような意味のアラビア語です。イスラム教のメッカのメディナの聖モスク(礼拝堂)のことを指していて、ブランドのロゴ・マークも、メッカのアル・ハラームにある聖石のマカーム・イブラーヒームを描いたものです。現在はアラブ首長国連邦のドバイに拠点があって、創業者の息子が跡を継いでおります。
こちらは、そんなアル・ハラマインのフレグランス・ラインから、2018年に発売されたレディス香水です。
2000年代にも同じ名前の香水が発売されていて、ほかにもハイエンド・シリーズのなかにも「カールタット・マリアム」というものがあってまぎらわしいので、ご注意くださいませ。
ネーミングの「マリアム」はアラブ圏の人名で、英語圏の「マリア」に相当します。
香りはアロマティック・スパイシー・ウッディーの香調がベース。どちらかというとメンズ・ライクな一品にしあげられております。
ブラックペッパー、カルダモン、サフランなどが、クールなスパイシー・フレッシュを香り立たせるトップから、
ドリフト・ウッド、サンダルウッド、マグノリアなどが、エレガントなウッディー・スウィートを湧き立たせるミドルへ。
ラストはホワイトムスクやアンバーなどが、ホットなムスキー・アンバリー・スウィートを香らせて、グラマラスなセンシュアリティーをアピールしてくれそうです。
トップからスパイシーなテイストで、ユニセックス感というよりもメンズ香水といった感じです。オー・ド・パルファン(EDP)らしい濃さで、とてもロングラスティングなところが好ポイント。どちらかというと春夏のシーズンにマッチするかもしれません。
ありそうであまりないタイプのオリエンタル系で、しいて言えばエルメネジルド・ゼニアの「インドネシアン・ウード」のオー・ド・パルファンにつうじるかもしれません。
ボトルやボックスはシックなデザイン。ボトルは意外と濃いパープル・カラーで、ミステリアスなテイスト。ガラスの底も厚くて、グッドなデザインです。
●直射日光のあたるお肌に香水をつけますと、まれにかぶれたりシミになる場合がございます。
●可燃性製品は火気には十分ご注意ください。
●傷やはれもの・湿疹など、異常のある部位にはお使いにならないでください。
●フレグランス商品は、シルク・薄い布地や白または淡い色の衣服には、シミになることがありますので、直接おつけにならないでください。
●目に入ったときは、直ちに洗い流してください。
●香料成分の特性上、時間の経過や季節によって澱(オリ)が見られる場合があります。●乳幼児の手の届かないところに保管してください。
●極端に高温または低温の場所、直射日光の当たる場所には保管しないでください。
●使用後は必ずキャップをしっかりと閉めてください。
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商品番号:FR6291100134748
関連キーワード:香水・フレグランス:フルボトル:レディース・女性用
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