CH.マレスコ・サンテグジュペリ・・・・、なかなかややこしいこの名前は
かつてのオーナー二人の名前を結びつけたものだとか。
一人は1697年に所有者になったシモン・マレスコ。
もう一人は1827年に所有者になった
ジャン・バプティスト・ド・サン・テグジュペリ公爵。
という事は、もっと長い名前になった可能性もあったって事?!
CH.シモン・マレスコ・ジャン・バプティスト・ド・サン・テグジュペリ
(んー!覚えられない上に舌が絡む~!)
・・とならなかったことに感謝します!アーメン・・・
今現在はマルゴーの中で高く評価されるこのシャトーも
1855年の格付け後に起きた災疫
(ベト病、フィロキセラ、第一次・第二次世界大戦、大不況・・・など)で、
次第に没落し畑は僅か7ヘクタールにまで狭まった厳しい過去がありました。
それを救ったのが1955年に所有者となったアルザス地方出身の
ポール・ヅジュールとその息子であるロジェ。
その数年後に、シャトーが見事な復活を果たしたのは伝説です。
土壌はマルゴーのなかでは特異な砂利系。それに加えて、
セパージュも何故かメルロ種の比率が高く(35%)、
実に不思議な個性豊かな味わいを持ったワイン!
さらには今回のヴィンテージ!
世紀末な年だけに
飲む人を「アッ!」と驚かすような仕掛け?!(味わい)がありそうな!
期待度は100%です。
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