【古酒ワインについてのご注意】
このワインは、蔵出し古酒です。
瓶詰めされてからずっと蔵元でラベルを付けずに保管され、ラベルは出荷時に貼ります。
その為、ラベルはわりと新しく、反対に瓶やコルクの頭が汚れている場合がございます。
また年月の経過により液面が多少下がっている場合もございます。
●コルクの頭にカビや汚れがついている場合があります。
長年湿度の高い地下セラーで寝かされていた為です。
カビが生えるのはワインの保存に適している証です。
「コルクの頭に付くカビは通常ワインの品質に悪影響を及ぼしません。
抜栓前にカビ等をふき取って下さい。」
ボトルも長年の経過で汚れている場合がございます。
●ワインの中に澱や酒石(結晶)が発生しているがあります。
澱はワインの中の天然成分が年月の経過により固形化したものです。
「お飲みになる数日以上前にはボトルを動かさないようにして澱を沈澱させて下さい。
抜栓とワインを注ぐときも静かに扱かい、出来ればパニエ(バスケット)に寝かした
まま行って下さい。」
また酒石(結晶)はワインの天然成分の酒石酸が結晶化したもので、瓶の底やコルクの
内側に付く場合がございます。凝縮したワインや出来の良い年に出来やすく、
品質には問題ありません。
●ワインが開く(香りや、味わいが出る)まで時間がかかる場合があります。
長期熟成するよう多くの酸(赤の場合は多くのタンニンも)が含まれています。
酸やタンニンは熟成するにつれ角が取れ旨みとなり複雑な味わいと香りが出てきます
抜栓後、暫くは閉じている場合があります。
また赤ワインは強い渋みを感じる場合があります。
長い年月をかけて熟成され凝縮した成分は、時間をかけてゆっくりと空気に触れること
により大きく開いて(当りが柔らかくなり、香りと旨みが出てくる)まいります。
可能であれば、
「店長の美味しい飲み方」の様にして、お飲みになる
半日以上前には抜栓してゆっくりと空気に触れさせて開かせて下さい。
「急激に空気に触れさせ(デキャンターや大きなグラスを使って)て開かせた場合は
潜在能力の一部分しか発揮できない場合がございます。」
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