日本ではまだまだ無名ながら、ブルゴーニュでは同業者を中心に、近年評価が高まっている「ジャン・イヴ・ドゥヴヴェイ」。
有名誌『アシェット・ガイド』07年版でも、4つものワインが星付きで一挙エントリーされるというただ今大注目の若手蔵です。
現在の当主ジャン・イヴが、父親からドメーヌを引き継いだのはわずか10年ほど前のこと。
当初は天候にも恵まれず、経営していくのがやっとな苦しい時期が続いたとか。
それが短期間のうちに、「コント・ラフォン」「ジョルジュ・ルーミエ」といった大物から、将来を嘱望される存在となったのですから、
やはり彼には天賦の才が備わっていたのでしょう。
除草剤、殺虫剤等は使用せず、肥料も有機肥料を用いた自然派。
白・赤ともに樽発行で熟成期間は12ヶ月~18ヶ月。手間も暇もコストも掛かる方法で丁寧に醸成。
仕上げはうまみを残す為に、白は軽い清澄とフィルターをかけてすっきりと仕上げ、
赤はフィルターなしで果実のうまみをそのまま瓶詰めします。
完熟の果実をたっぷり詰め込み、繊細なニュアンスもしっかりと伝わる本格派。
どこかが出過ぎたり、引っ込み過ぎたりしない絶妙なバランス感覚は、大器の片鱗を感じさせます。
このたび入荷したのは、蔵元も絶対の自信を持つ会心作2005年もの。
今後大いに期待されるブルゴーニュ随一の有望株を、ぜひぜひこの機会にお試し下さいませ!!