若いワインをお召し上がりになる場合は下記の要領でお飲みくださいますと
大変おいしくお上がりいただけます。
さて、まずデキャンタは使用厳禁でございます。
まずは飲む数時間前からワインをならします。
1 栓を抜く
2 50ccほどすぐにワインをグラスに注ぐ
3 開けたてのワインの味わいを確認する(多分閉じています。)
4 ボトルをパニエなどに斜めに寝かして空気とワインの液面の接触面積を
大きくしてあげます。
5 そのまま空気になじませ3、4時間放置してください。(栓をしないで下さい。)
6 そしてお飲みになる20分前には一度冷蔵して少しだけ冷たくしてください。
(これは現在季節的に室温が高いので17、8度まで下げた方が
香が引き立ちおいしく感じるからです。)
7 飲み残しはコルクで栓をし、また冷蔵して翌日お楽しみください。
2日目もおいしくお上がりいただけます。
蛇足でございますが、もしよろしかったらグラスは次のような物でお楽しみください。
○ お薦めするもの
縦長で先のすぼまったもの
中ぶりの大きさのもの
× お薦めしないもの
半円形で胴の太いもの
容量が大きいグラス
半円系の大きなグラスはお避けください。
急激な空気との接触によりワインがダメになる恐れがございます。
容量の大きすぎない、ちょうど中ぶりのボルドー方の
縦長のグラスが味と香りをうまく引き出してくれます。
リーデルのグラスなら、キャンティやリースリングのグラスが最適です。
ワインの分量はグラスの底から3~3.5cmくらいの深さになるよう入れるのが理想です。
空気の接触面積がこれでちょうどよい広さになりこの3~3.5cmの液の深さにより、
目覚めがスムースに進みます。
液量が2cmくらい(もしくはそれ以下)ですと開きがにぶくなり、
それ以下になると風味が失われるのが早くなってしまいます。
白ワイン、赤ワインに関わらず、ワインをお楽しみになる時は
このようなグラスと液量がおいしくお飲みいただけます。
デザートはもっと小さいグラスでもOKです。
では、ぜひ一度お試しくださいませ。
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