仕込んだばかりの最新ヴィンテージを今回試飲しましたところ、
かなりの自然派(減農薬)で、ちょっと還元臭(ビオ臭)も
しました。
ビオで有名といえば、パカレやプリューレ・ロックがありますが、
トルシュテのワインは、風味でいいますと、彼らのニュアンスがあります。
しかし、分量でいえば、うんと彼らのビオ臭より少なめ、
ちょっとしたニュアンス程度。
試飲したアイテムの印象は非常に古典的で、還元臭が少しあり、
パカレやプリューレ・ロックとは違い、果実や渋みなど雑味が多く、
少しとじ気味で、長く熟成してから調子が出てくる系。
10年くらいは寝かして飲みたい、そんな方向けでしょう。
今、開けると、その日飲むより、開けたまま放っておいて、
翌日以降、開いて美味しくなるタイプでもあります。
今回6種類試飲してみましたところ、大半が、
やっぱり、当日より次の日がグンッとよくなりました。
現在、このドメーヌの商品を購入なさる皆様、
完全なリピーターですし、それぞれが熱烈なファンです。
まさに、「無冠の帝王」といえます。
そして見たとこやはり、「森のくまさん」ともいえます。
そんな牧歌的な愛すべきトルシュテ、開けたらしばらくほったらかして
数時間そっとしておいてやってください。
勝手においしくなるでしょうから。
世に知れずひっそりとおいしく消費されてしまうトルシュテ、
よろしかったらコッソリ、内緒でぜひどうぞ !
※ トルシュテは、作りが古典的で、酸味も渋みもしっかりしています。
樽チョコ甘がお好きな方には向きません。
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