- 著者 : 近江俊秀(著)
- 出版社名 : 朝日新聞出版
- シリーズ名等 : 朝日選書 1000
- 発行日 : 2020年10月
- ISBN : 9784022631008
- 日本の太平洋沿岸には、海と共に暮らした海人の文化が根付いている。彼らの足取りを追うのは容易ではないが、断片的な文献史料や海・川沿いの遺跡・遺物の分布などを丁寧に見ていくと、時代ごとの海の道が現れる。縄文時代には貝の道が北上し、弥生時代には稲の道が南下し、古墳時代には寒流・暖流の交わる北上川河口部を結節点として、北と南の文化がつながっていた。太平洋、日本海を問わず、津々浦々に形成された天然の良港、ラグーンを介して海人たちは活発に往来し、やがて奈良時代には紀伊半島から陸奥国へ、また紀伊半島から瀬戸内海を通って九州へ、東南アジアへとつながっていく。海の道から各地の歴史を見つめ、古代史の新たな一面をよみがえらせる。(目次)第1章 海辺の町で見つかった南北交流の痕跡第2章 海の道を探る手がかり第3章 太平洋航路を復元する第4章 蝦夷戦争と海上交通第5章 太平洋を行き交う人々終 章 太平洋から見た日本古代史※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
閉じる
閉じる
閉じる
再入荷リクエストが完了しました。
リクエストした商品が再入荷された場合、
メールでお知らせします。
閉じる
再入荷リクエスト
リクエストした商品が再入荷された場合、
メールでお知らせします。
上記期間を経過しても商品が再入荷されない場合、設定は自動的に解除されます。(上記期間を経過するか、商品が再入荷されるまで設定は解除できません)