- 著者 : 高橋由太(著)
- 出版社名 : KADOKAWA
- シリーズ名等 : 角川文庫 た62-20
- 発売日 : 2022年01月
- ISBN : 9784041121955
- 見習い和菓子職人・杏崎かの子、22歳。
彼女には不思議な力があった。幼い頃から、妖や幽霊の影が見え、人の嘘が「猫語」に聞こえるのだ。
その能力のせいで親しい友人もできず、苦労しながらひっそりと生きてきた。
ある日かの子は、経営難と技量不足を理由に、勤めていた和菓子店をリストラされる。
夜道をとぼとぼ歩いていると、後ろから来たバイクに全財産が入ったバッグをひったくられてしまった……!
彼女は、そんな窮地を謎の大きな2頭の犬を使役する着物姿の美男子・御堂朔(みどう・さく)に救われる。
なぜか自分を知っているらしい朔に連れていかれたのは、東京の下町にある神社の境内に建つ和菓子処「かのこ庵」。
なんと、同じく和菓子職人だった亡き祖父が、朔に一億円の借金をして構えた店らしい。
そして朔は、陰陽師の血をひく人間で、この神社の鎮守だという。先ほどの大きな犬は式神だったのだ。
一億円の借用書を見せられ、「店で働けば借金をチャラにしてやる」と言われたかの子だが、なんと「かのこ庵」はあやかし専門の不思議な和菓子屋だった。
しかもお客様は、なんと猫に化けてやってきて――!?
イラスト/前田ミック※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
閉じる
閉じる
閉じる
再入荷リクエストが完了しました。
リクエストした商品が再入荷された場合、
メールでお知らせします。
閉じる
再入荷リクエスト
リクエストした商品が再入荷された場合、
メールでお知らせします。
上記期間を経過しても商品が再入荷されない場合、設定は自動的に解除されます。(上記期間を経過するか、商品が再入荷されるまで設定は解除できません)