- 著者 : 山田康弘(著)
- 出版社名 : KADOKAWA
- シリーズ名等 : 角川ソフィア文庫 I151-1
- 発売日 : 2018年06月
- ISBN : 9784044004088
- 土器に納められた生後間もない赤ちゃんの遺体。妊娠線が刻まれた臨月の女性土偶。抱きあって合葬された親子の墓。顔にイヌを乗せて埋葬された女性――。縄文の墓や遺物は、精一杯の生を送り、ときに病魔や死の恐怖と闘った何千年も昔の人びとの姿を雄弁に物語る。そしてその背後に広がる、自然や母胎への回帰、再生をめぐる死生観とは? スピリチュアルブームや散骨葬など、現代日本人の死のあり方をも照らし返す、墓の考古学。
*『生と死の考古学 縄文時代の死生観』を改題し文庫化したものです。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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