- 著者 : 真田信治(著)
- 出版社名 : 講談社
- シリーズ名等 : 講談社+α新書
- 発売日 : 2002年12月
- ISBN : 9784062721684
- 方言は日本語の原点! 75の地図で易しく解説!! 日本人の心に響き、心を揺さぶる方言が今、絶滅の危機に瀕している。まだまだ、各地方では、個性的で豊かな方言が息づいている。日本語は決してひとつではない!!
方言は日本語の原点! 75の地図で易しく解説!!
日本人の心に響き、心を揺さぶる方言が今、絶滅の危機に瀕している。まだまだ、各地方では、個性的で豊かな方言が息づいている。日本語は決してひとつではない!!
●伝統方言が強く残る県別ランク
●雪国ならではの方言・ゆきやけ
●「方言周圏論(しゅうけんろん)」の落とし穴
●地図で楽しむ各地方言の旅
●藩領の境界と方言が一致する
●ヒをシと訛る地域
●自然境界と方言・浜名湖の場合
●若者語「チガカッタ、ナニゲニ」
●コンビニ、ファミレス用語
●消滅の危機に瀕した方言
方言語形の残存率がもっとも高いのは沖縄で、96.7%の平均分布率です。これは沖縄の歴史、琉球王国の経緯からして当然のことなのかもしれません。そして、以下、11位までを九州と東北の県が占めています。九州および東北地方は、地理的に中央から遠く隔たっているためその影響を受けにくいものと見られ、それだけ固有の方言を残しやすく、標準語が浸透しにくい地域であると考えられます。12位から北陸地方が加わってきます。そして、16位からは中国・四国地方が加わります。メディアでよく耳にする関西弁ではありますが、関西地方が加わるのは22位からです。なお、全国でもっとも方言語形の平均分布率が低いのは東京ですが、その東京でも方言は38.4%の残存率となっています。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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