- 著者 : 手塚治虫(著)
- 出版社名 : 小学館
- シリーズ名等 : 小学館文庫
- 発売日 : 1996年12月
- ISBN : 9784091920072
- 妖女・ゼフィルスとは? 文明に対する警鐘を鳴らした巨匠の一大SFロマン
▼第13話/アダジオ・モデラート▼第14話/バルス・ラプソディー▼第15話/インテルメッツォ▼第16話/フーガ▼第17話/メヌエット▼第18話/ポロネーズ・メランコリック▼第19話/プレスト・パセティック▼第20話/コーダ ●登場人物/関五本松(ゼフィルスの虜になった関少尉の息子。大の酒好きで、女にはあまり興味がない)。ゼフィルス(謎の女。彼女を見ただけで男はみなその虜となる)。 ●あらすじ/ゼフィルスは、亡き母の遺言「文明と男への復讐」を遂行するため、その娘たちが紛した幻の女だった。だが末娘・ミルダが五本松に恋をしてしまったために、彼女たちの結束が崩れていく。そして、ゼフィルスの国・マムウ共和国から逃げだした五本松は、やっとの思いで父の元に帰り着くのだった。その姿を目撃したミス・クリトス(モンテ・クリトス)も、彼の人柄に惚れ込んでしまう(第15話)。▼マムウ共和国を逃げ出したミルダと、ミス・クリトスの間で、五本松をとりあう女の闘いが始まる。だがその間にもゼフィルスの復讐計画は着々と進行。世界中に金が大量にばらまかれ、各国は大混乱に陥る(第16話)。 ●主な登場キャラクター/安達原(日本の五大企業体のひとつ、安達原コンツェルンの社長。ゼフィルスの影を追う)。ミス・クリトス(ゼフィルスたちを救い、その野望の手助けをする女科学者)。 ●本巻の特徴/ゼフィルスの復讐のため、東京は壊滅した。秩序も、法律も、金も無くなったその中で、ミルダと五本松は幸せに暮らしている。だが、復讐を終えたミルダの姉妹が、ミルダを取り戻しに現れる。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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