- 著者 : 山田貴敏(著)
- 出版社名 : 小学館
- シリーズ名等 : 小学館文庫 やG-20
- 発売日 : 2014年04月
- ISBN : 9784091962836
- ”生きること”を問い続ける離島医療物語
Dr.コトーこと五島健助のプロポーズを断って、彼の右腕として働いていた看護師・星野彩佳が古志木島を去っていった。彼女の代わりにやってきたのが、若い看護師・仲依ミナ、通称・ミナチン。すっとんきょうなキャラながらも、独特の愛嬌で島の診療所にとけ込みつつあった。その頃、コトーとともに星野の乳癌のオペをこなした江葉都医師が、因縁深き外科医・鳴海慧を、自分の患者としてある離島の診療所へ連れていく。その島は亡き三上新一医師が働いていた所。そこで、三上と鳴海が瓜二つである理由が明らかになってゆく。一方、ある日古志木島に一人の男が現れるが、ミナチンは彼を見るなり硬直し、笑顔をなくしてしまう。じつは二人の間には、想像を絶するような過去があったのだ。それぞれが抱えた心の傷を、はたしてコトーは癒やすことができるのか…!?※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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