- 著者 : 井沢元彦(著)
- 出版社名 : 小学館
- 発行日 : 1994年07月
- ISBN : 9784093794138
- 目次
第一章 聖徳太子編-「徳」の諡号と怨霊信仰のメカニズム
西洋合理主義史観が見落とした「聖徳」の称号/なぜ
「聖徳」な皇太子は天皇になれなかったのか/隋の「暴
君」を怒らせた"外交センス"/『隋書倭国伝』に記さ
れた天皇家の"性"/史上初の女帝出現と聖徳太子の
「天皇暗殺」疑惑/「ノイローゼ」から救った温泉療法
と仏の教え/"死の儀式"に封じ込められた「不可解な
死」/「殯」の儀式にみる古代人の死生観 ほか
第二章 天智天皇編
-暗殺説を裏付ける朝鮮半島への軍事介入
古代日本史上最大の軍事介入「百済救援」の背景/『日
本書紀』から四百年後に暴かれた「天皇暗殺」説の根拠
/『日本書紀』に「天智陵」の所在が記されていない謎
/『万葉集』に折り込まれた「天皇暗殺」の真相/「天
智」と「天武」は本当に兄弟なのか/天武一族が「正当
化」した壬申の乱と皇位継承/仏式・神式の祭祀から除
外された「天武系」の天皇 ほか
第三章 天武天皇と持統女帝編
-天皇家の血統と『日本書紀』の"作為"
『日本書紀』は天武天皇の正体を隠すために編纂された
!?/孫を皇位につけて"万世一系"を死守した「持統
女帝の真意/「天智王朝」復活と「天孫降臨」神話の奇
妙な符号/持統王朝と"連立政権"を組んだ藤原不比等
の大いなる野望
第四章 平城京と奈良の大仏編
-聖武天皇の後継者問題と大仏建立
「世界最大」の金剛仏を建立した聖武天皇の"不可解な
行動"/聖武天皇の後継者問題と藤原四兄弟の"大陰
謀"/"無実の罪"を後世に伝えた「太政大臣長屋
親王」の肩書/「国家鎮護」の建前で「怨霊封じ」
を行った光明皇后の"恐怖" ほか
あとがき
年表※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
閉じる
閉じる
閉じる
再入荷リクエストが完了しました。
リクエストした商品が再入荷された場合、
メールでお知らせします。
閉じる
再入荷リクエスト
リクエストした商品が再入荷された場合、
メールでお知らせします。
上記期間を経過しても商品が再入荷されない場合、設定は自動的に解除されます。(上記期間を経過するか、商品が再入荷されるまで設定は解除できません)