- 著者 : 椎名誠(著)
- 出版社名 : 小学館
- シリーズ名等 : 小学館文庫 し2-8
- 発売日 : 2014年08月
- ISBN : 9784094060768
- 青春小説の名作、ついに復刊!
ああ、いいなあと思ったのだ。
私もこんなふうにはちゃめちゃに暮らして、馬鹿なことをして笑っていたいって。
作家・角田光代さんも憧れた青春の日々!
椎名誠、沢野ひとし、木村晋介、イサオの四人は、相変わらず「克美荘」の暗く汚い六畳の部屋で、共同貧乏生活の日々を送っていた。
しかし、それぞれが徐々に自分の生活を確立していくにつれ、四人が揃うことは少なくなっていく。そして、共同生活にもついに終わりの時が訪れた。
沢野が去り、木村は司法試験の勉強のために実家に戻り、業界新聞社に就職した椎名も、次第に克美荘から足が遠のいていった――。
自身のまわりを怪しく徘徊する魅力的な人々を、椎名誠が生き生きと描く傑作長編。
書き下ろしのあとがきと、角田光代さんによる特別寄稿エッセイ「私たちそれぞれの『克美荘』」も収録。
【編集担当からのおすすめ情報】
1981年に刊行された同書は、これまで多くの読者に「本を読む喜びと楽しさ」を強烈に印象づけてきた青春小説の名作です。
今回の復刊に際して、装丁は平野甲賀さんの手によるもので、装画は沢野ひとしさんの描き下ろしです。文中の沢野さんのさし絵は当時のまま収録しております。
また、巻末には、『哀愁の町に霧が降るのだ』と私、というテーマで角田光代さんにエッセイを書き下ろして頂きました。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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