- 出版社名 : 小学館
- シリーズ名等 : 法隆寺の至宝 昭和資財帳 14
- 発行日 : 1998年03月
- ISBN : 9784095620145
- 法会や儀式で使われる仏具、僧侶たちの生活具、染織品などを収録。
法隆寺には1200年以上も前から続けられている正月の行事、金堂吉祥悔過、西円堂の修二会、日本で最も古式を伝える鬼追い式、東大寺のお水取りとともに奈良に春を呼ぶ儀式、お会式、仏教の祖師の遺徳を讃える、涅槃会、三蔵会、慈恩会など、数々の年中行事が伝わる。 また、聖徳太子の遺徳を10年ごとに讃える聖霊会、堂舎の落慶供養、晋山式などの特別行事、大法要も数知れない。これらの法会、儀式で使用される仏具類は堂舎、儀式ごとに違い、多種多様である。 染織品は昭和資財帳調査で発見された「善光寺如来御書箱」を包む飛鳥時代の蜀江錦、奈良時代の幡足類など正倉院の染織類より古いものが伝わる。陶磁器は明時代の中国陶器をはじめ、近代日本の巨匠陶芸家の作品が数多く残され、漆製品はいわゆる“根来塗”の優品がそろう。また、これらを収納した箱や収納具も奈良時代のものを含み、銘文入りのものも多数遺存する。重要文化財指定作品20点余を含む工芸作品を全点写真入りで紹介。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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