- 著者 : 三島由紀夫(著)
- 出版社名 : 新潮社
- シリーズ名等 : 新潮文庫 み-3-8
- 発売日 : 2020年11月
- ISBN : 9784101050454
- 「美は…美的なものはもう僕にとっては怨敵なんだ」。吃音と醜い外貌に悩む学僧・溝口にとって、金閣は世界を超脱した美そのものだった。ならばなぜ、彼は憧れを焼いたのか?現実の金閣放火事件に材を取り、31歳の三島が自らの内面全てを託した不朽の名作。血と炎のイメージで描く“現象の否定とイデアの肯定”―三島文学を貫く最大の原理がここにある。金閣を焼かなければならぬ。破滅に至る青年の「告白」。最も読まれている三島作品。国際的評価も高い。映画・舞台化多数。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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